ひとり暮らしの孤独死の対策方法は?高齢者だけとは限らない

記事更新日: 2021/11/28

ライター: はな

はな

こんにちは はなです。

独身時代、結婚の報告がくると、ふと『自分って生涯独身なのかな』と頭を横切り、テレビを付けると孤独死のニュース。

相まって『このまま独身だと自分も孤独死してしまうのかも…。』そんな不安が頭を横切ることも。

 

孤独死は他人事ではありません。誰しもが起こりうることなんです。結婚しているからと言って関係ないということはありません。多くの夫婦の死別を経験します。そうなると孤独死のリスクも上がります。

はな

家族でひとり暮らしの高齢者がいる場合、心配ですね。

 

では、孤独死にならない為にはどうしたら良いのでしょうか?

今回は、孤独死にならない為の対策について考えてみました。

ライタープロフィール
ライター:はな

ひとり哲学「結婚しても孤独は終わらない。」
ひとりタイプ:ストイック
1986年7月19日生まれ(35歳)
趣味:和装・社交ダンス
ひとり時間と夫婦の時間のバランスが大切です。

孤独死とは

孤独死はひとりで人知れずに自宅で亡くなってしまうことを指します。死亡原因は病死・自殺・事故死・不明です。

最も多い死亡原因は病死65.6%です。

 

亡くなってからすぐにに気づかれず、しばらくしてから発見されることもあり、遺体の状態も目が当てられない状態になっているということもあります。

発見さるまでの平均日数は16日です。

 

孤独死はひとり暮らしの高齢者が多かったのですが、今はそうとは限りません。

2015 年 4 月~2021年 3月までの孤独死のデータによると孤独死をした65歳に満たない年齢の人の割合が52%、20~50代の現役世代と呼ばれる人が40.0%を占めています。

参照:一般社団法人日本少額短期保険協会孤独死対策委員会2021年6月第6回孤独死現状レポート

はな

この数字を見ると恐怖も感じます。

 

孤独死の背景

【 現役世代 】

20~50代の現役世代の孤独死の原因は病気など様々な理由が複雑に入り組んでいます。

例えば:きっかけはパワハラ

パワハラを受け、出社拒否になり自宅に引きこもり、自分の身の回りのことに対してやる気が起きない程精神が落ち込みセルフネグレクト(自己放任)が起き、体力が弱り、そのまま孤独死してしまうこともあります。

 

【 高齢者 】

高齢者の場合は、核家族化・地域社会からの孤立などの理由が相まって孤独死に繋がってしまうという高齢者が多いです。

また、生涯独身の高齢者は家族も先立ってしまう為、気にかけてくれる家族もいません。頼る人がいなく、地域から孤立してしまい、孤独死に至ってしまうことがあります。

 

現役世代の孤独死も高齢者の孤独死も『誰かに助けを求められる環境』や『手を差し伸べる環境』があれば孤独死を防げるかもしれません。

はな

問題が深刻化する前に情報格差を埋めることで孤独死を防げるかもしれません。

 

孤独死しない為に

頑固にならない

自分で『どうにかしよう』という気持ちは大切ですが、頑固になってはいけません。若く元気なうちは自分でできることも多いかもしれません。

歳を重ねると自分ひとりで解決できるものばかりではありません。『いつまでも自分で解決できる』と思ってはいけません。

誰かが手を指しの出てくれたらその手を振り払わず、少しお世話になりましょう。

 

また、頑固になってしまう原因として頼れる人がいないから『自分で何とかしないといけない』という気持ちもあります。何年もひとりで頑張った結果、人を頼ることができなくなってしまったということも考えられます。

はな

今までやって来たんだからこれからも頑張るという気持ちもあると思いますが、人を頼る心を忘れてはいけません。

 

相談する

自分ひとりでどうにかしようとせず、問題・悩みが小さいうちに誰かに相談して解決することがオススメです。

中には相談する家族はいるけれど心配をかけたくないから相談したくないという人もいると思います。

相談できるのは家族・友人・知人だけではありません。知り合いに相談しにくいのであれば、役所が設置している相談所やその問題に取り組むNPO法人などもあります。

周りから手を差し伸べてくれる場合もありますが、周りから気がついてもらえない場合は手を差し伸べてくれません。

はな

今後、起きてしまう問題が予想ができる場合は事前に相談できる場所を調べておきましょう。問題が大きくなってしまった時『誰かに相談する』という余裕が生まれません。問題が小さなうちに解決できることが最善です。

 

地域のコミュニティに参加する

地域社会の孤立を防ぐ為に地域のコミュニティーに参加しましょう。

地域のコミュニティーに参加することで隣人とコミニケーションを取るきっかけ作りの場になり、知り合いを作ることで助け合うことに繋げることになります。

また、人同士のつながりだけでなく、地域のコミュニティを通して地域の情報を得ることもできます。

はな

地域に知り合いがいることで地域に愛着を持ち、精神的な安心も生まれます。

 

ひとり暮らしの高齢者の孤独死対策できるサービスの紹介

見守りサービス

これは定期的にボランティアや自治体の職員などが自宅に訪問し、安否確認をしてくれるサービスです。

定期的に声掛けや訪問することで、高齢者の異変に気がつくことはできます。

また、民間業のサービスとして、郵便配達員が声掛けをしたり、警備会社が家にセンサーなどを設置し、非常時に駆けつけてくれるサービスがあります。

しかし、この見守りサービスはあくまで見守りがメインです。高齢者の細かなケアはしてもらえません。

異変や非常事態に少しでも早く気がつくためのサービスです。

 

訪問サービス

このサービスは

  • 食事の配達してくれる食卓サービス
  • 自宅に家事のお手伝いに訪問してくれる生活援助サービス

など自宅に訪問してくれるサービスがあります。

2~3日ごとに自宅に誰かが訪問してもらえるよう工夫することで異変や非常事態に気がついてもらうことができます。また、見守りサービスに比べ、多少、人とのコミュニケーションが増やすことができます。

 

通所するサービスを使う

このサービスは

  • デイサービス
  • デイケア

などの通所するサービスです。

デイサービスは、定期的に車で迎えに来てくれ、デイサービスの介護施設では同年代の人とも交流を持つこともできます。

 

高齢者向けの施設に入居

高齢者向けの施設への入居は孤独死にはとても効果的です。高齢者向けの施設には介護施設のスタッフが常駐していたりと非常時の対応が素早く行われやすい環境です。

デイサービス同様に同年代の人も入居している為、人との交流を持つことができます。また、レクリエーションなど五ベンドや設備が整った施設に入居することで快適な生活をすることができます。

 

さいごに

孤独死は生涯独身者だけではなく、結婚したら関係ないという人はいません。結婚しても多くの夫婦は死別を経験します。

万が一のことを考え、高齢になった時孤独死しない為の対策を今から考えましょう。

この記事を書いたライター

はな

ひとり哲学「結婚しても孤独は終わらない。」

ひとりタイプ:ストイック

1986年7月19日生まれ(35歳)

趣味:和装・社交ダンス・その他

付き合い始め~結婚した後もひとり時間と二人の時間のバランスが大切です。

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