周りの友人から結婚・出産の報告が来ると『私もいつか結婚したいな』と思いから、歳を重ねてくると『私って一生独身?』と頭をよぎる人もいるのではないでしょうか?
『結婚・出産が女の幸せ』というのは昔言われていたことですが、その風潮が残っているのが現実です。それは仕方のないことです。私たちがいるのは『結婚・出産』のおかげです。
しかし、価値感の多様化や結婚の晩婚化は進み、独身時代が以前より長くなっています。また、生涯独身を選ぶ女性も増えてきました。生涯独身を選ぶメリットや必要な覚悟にどんなものがあるのでしょうか?
今回は独身女性に当てはまる特徴と結婚が遠のいてしまう理由と生涯独身のメリット・デメリットをまとめました。
このページの目次
内閣府から出されている少子化対策の調査で『なんで独身なのか』という質問になんて答えているのでしょうか?
内閣府が『平成21年度 インターネット等による少子化施策の点検・評価のための利用者意向調査』で未婚者3,322人に結婚していない理由と聞いた結果がこちらです。(参照:平成21年度 インターネット等による少子化施策の点検・評価のための利用者意向調査)
男性の結婚しない理由上位5位までにお金のことが入っています。それに対し女性は『今の自分の生活を維持したい』傾向があります。女性は結婚することで生活が変わってしまうという印象を持っているように感じました。
はな
確かに女性は結婚すると男性の生活や価値観に合わる人が多い印象はありますね。この適当な相手も『今の生活を継続させてくれる相手』と深読みしたくなります。私はそうでした。
一人暮らしが長いと自分のリズムで生活が出来る為、結婚や同棲を考えた時、人と合わせて生活していくことが億劫に感じてしまったり、一人暮らしの方が気楽と感じ、『独身がいい』『結婚はまだいい』と感じる人もいます。
結婚願望がある人がそれを繰り返していると独身が長引いてしまい、結婚する機会が遅れてきてしまいます。
『家から職場が近い』『家賃を浮かしたい』など様々な理由から実家暮らしをしている女性も多いと思います。
一度も実家から出たことのない場合、実家にいると洗濯や食事を家族が用意してくれるという人も多い為周りから『独立できていない』印象をもたれることもあります。
そういう印象があると、結婚を意識した男性は『やっていけるか不安』に感じる人もいます。実家暮らしでも家事など親に依存していないことをアピールできるようにしていきましょう。
仕事にやりがいを感じていると『仕事=趣味』のような感じになってしまい、『結婚はまだ先』と仕事に集中してしまう傾向があります。
仕事に対しやりがいを感じている人は、目に輝きがあり、周りから魅力的に感じる一方で近寄りがたさも出てしまいます。
結婚願望はあるけど『結婚はまだ先』と仕事に集中できる余裕をもって良いのは結婚したい人がいる人です。結婚相手がいないのに『結婚はまだ先』と言っているといつまでも恋人も作れず、気がつけば、婚活も難しいということになってしまいます。
恋人探しからの人は『結婚はまだ先』の期限を決めておきましょう。
好きなことや趣味を持っていたり、熱中できることがあると、結婚する気持ちが薄くなり、独身のままというタイプです。
しかし、『結婚に興味がない』という訳ではない人が多いです。その為、気が付いたら周りが既婚者だらけで、自分だけが独身という現実が訪れてしまう傾向があります。
ひとりで熱中できることがあることは素敵なことですが、自分の人生を見つつ熱中していきましょう。結婚や出産を望んでいる場合、『今が楽しければ良い』は卒業する必要があります。
結婚より自分の夢や叶えたい事がある人はあえて独身と選んでいます。
結婚すると相手の人生も関わってくるため、自分の人生だけに集中するということが難しい傾向があります。その為、自分のことに集中できる独身を選んでいる可能性が高いです。
自分の人生は1度きりで、今 何をするべきかしっかりと人生と向き合っている人が多いです。また、人生を計画的に考えている為、結婚する場合でも計画的に結婚できる可能性が高いです。
結婚したい気持ちはあるけど『そのうち自然と結婚できる』と思っている人がいます。職場をきっかけに結婚した人は減ってきており、マッチングアプリや友達の紹介をきっかけに交際している人が6割と占めていると言われています。
多くの人は日常で出会いはないと思っています。今の生活で出会いがないのに、結婚相手に出会える可能性はありません。少女漫画のような突然の出会いはないのです。
はな
自分で動かなければ『いつか』はやってきません。
年齢を重ねた後に気が付いてしまっては婚活市場でも出会いが難しくなります。結婚したいと思ったら女性だからと消極的にならずに積極的に動いていきましょう。
プライドが高い女性の中で『自分に見合う男性がいないから独身なだけ』という人がいます。しかし、自分に合う人はどんな人なのでしょうか?
もし昔のような三高(高収入・高学歴・高身長)となると現代ではかなりハードルが高くなります。
はな
女性に人気があった結婚相手の条件が三高と言われていたのは1990年初めの頃の話です。
女性がイメージする高収入といえば年収1,000万円と言いますが、1,000万円以上もらっている男性は全体の7.6%しかいません。独身男性に限ってしまうと更に少なくなってしまうでしょう。
プライドが高い女性は、口調がキツイ・頑固という印象を与え、男性からも距離を置かれてしまう傾向があります。無駄なプライドは断捨離をし、本当に大切なプライドだけ大切にしましょう。
生涯独身で生きていく場合、自分の決断次第で良くも悪くもなってしまいます。独身で生きるデメリットと向かい合い、対策をしていかないと悪い方が転がってしまう為、全ては自分次第となってしまいます。
結婚しても独身同様、良い人生にするかは自分次第ですが、パートナーと協力していける為、不安を軽減させることができます。
結婚した場合、2人で稼ぐということができますが、生涯独身だと自分自身で稼ぐしかありません。老後の資金も自分でどうにかしなければいけません。
老後は収入を得ることができるかわかりません。場合によっては収入がゼロの可能性があります。それに備える必要があります。
また、若いうちの不摂生が原因で健康を害してしまうと働ける年齢も短くなってしまいます。病気にかかるとその分、出費もかさんでしまいます。
はな
健康でいることは、余計な出費を減らすことにも繋がります。今から健康に気を付けていきましょう。
結婚した場合、子どもがいなくても配偶者はいたりと家族が持てますが、生涯独身の場合、自分の両親と兄弟だけです。
多くの人が経験するのは、親が先に亡くなり、親が亡くなってしまったら、残る家族は兄弟だけです。兄弟がいない人もいます。
家族以外に心許せる人間関係を作ったり、頼りれる人を作る必要がでてきます。また、趣味などの楽しみがあると老後の人生も楽しく暮らすことができます。
はな
『生涯独身の女性の老後』をイメージしたことありますか?気になる人はこちらの記事も合わせてご覧ください。
結婚した後に他の人を好きになり、浮気をした場合、不倫ということになってしまいます。独身の場合、浮気をしても、何人と付き合っていても何かあるわけではありません。
好きな人と一緒にいることができますし、気持ちが変わってしまったら別れることが自由にできます。
はな
最近は事実婚という制度もあるので、独身でも婚姻は届けないけど一生添い遂げる人はいる独身も出てくるでしょう。
結婚してしまうと配偶者や家族に合わせて生活をしなければいけない時があります。独身の場合、誰かに合わせて生活をしないといけないということが既婚者より少ないです。
既婚者より自由にいられるという人が断然多いです。
独身生活が長い人は『自由でいられなくなること』がイヤで独身のままでいることを選ぶ人もいます。
まだ『結婚・出産は女の幸せ』という風潮が色濃く残っている為、『結婚・出産をしない』という選択を快く思われません。
しかし『結婚しない』『子どもを産まない』と決めてしまえば悩む必要がなくなり、悩みが減ります。
結婚相手を見つける為に使う時間や行動も必要はありませんし、出産に対して年齢を気にする必要もなく、出産・育児にかかる費用を心配する必要もありません。
子どもを1人育てる費用は2000~3000万円と言われています。また、妊娠してから成人するまで約21年かかります。出産しないと決めた場合、時間もお金も自分の為に使うことができるようになります。
はな
子どもを1人育てる気で働いた場合、老後に必要な資金を貯めることができる計算です。
はな
独身でいるか、結婚するか、出産するかライフステージによって様々な悩みが付きませんし、決断の連続です。
その時の気分・雰囲気で決めずに『自分の人生をどうしていきたいか』しっかり決めて後悔のない決断をしましょう。
ひとり哲学「結婚しても孤独は終わらない。」
ひとりタイプ:ストイック
1986年7月19日生まれ(35歳)
趣味:和装・社交ダンス・その他
付き合い始め~結婚した後もひとり時間と二人の時間のバランスが大切です。
ひとり哲学「結婚しても孤独は終わらない。」
ひとりタイプ:ストイック
1986年7月19日生まれ(35歳)
趣味:着物を着ること・社交ダンス
ひとり時間と夫婦の時間のバランスが大切です。