周りの友人から結婚・出産の報告が来ると『私もいつか結婚したいな』と思いから、歳を重ねてくると『私って生涯独身?』と頭をよぎる人もいるのではないでしょうか?
あるいはずっと独身の方が気楽だし、悪くないかも!
と思った人もいると思いますが、健康に問題なく、今の状態で働けたら良いと思いますが、今の状態がずっと続くことはありません。
結婚せずに独身のまま老後を迎えると、どんなことが起こるのしょうか?そしてどんな備えをしておいたら楽しい老後が過ごせるのでしょうか?
今回は、独身女性を待ち受ける老後についてまとめました。
このページの目次
今の生活を続け、将来の備えをしない状態で老後を迎えると『孤独』『貧困』『家がない』という状況になってしまいます。
この3つは結婚すれば逃れられると言う訳でもありません。配偶者がいた方が二人の未来について考える回数が多い分、どうしていくか計画する機会多いのかもしれません。
しかし、独身の人は自分自身で意識的に計画していくしかありません。あなた以外やってくれる人はいないですし、自分自身で解決するしかありません。
そして、早いうちに準備を始めるとその分準備期間が長くなります。『結婚するかもしれないし』と言って、先延ばしにしてしまうと後悔する可能性や手遅れになってしまうということもあり得ます。
はな
独身時代に用意しはじめたからといって、結婚に支障はありません。
楽しい老後にしていくには、三種の神器が不可欠です。
お金・仲間・生活環境です。
お金
命の次に大切なものです。資金があれば困ったときどうにかできる可能性が高まります。
仲間
心のよりどころになりますし、『ひとりじゃない』という安心が生まれます。話し相手にもなってくれます。家族がいなくなった後も楽しく過ごすことができる可能性が高まります。
生活環境
家が整っていることで外部的ストレスから解放され、心が安らぐことができます。また、自分の生活の基盤として大切なものでもあります。
はな
この3つが整っていれば老後も楽しい生活が暮らせる可能性がぐ~んと高まります。
生涯独身でパートナーもいない場合、稼ぎは自分自身の収入のみになってしまいます。それによって老後の過ごし方に影響がダイレクトに変わってきてしまいます。
結婚していた場合、貯蓄や投資などの資産形成にまわせるお金を増やすことができるかもしれません。
今の仕事でいくら稼げるか、また、退職金がいくらもらえて、生活をどれくらいまかなえるかしっかり把握しておく必要があります。
足らないと思うのであれば、iDeCoや積み立てNISAなど資産形成を考えた方が良いでしょう。
はな
お金は何かあった時にあなたを救ってくれる一番のツールです。
はな
お金は命の次に大切なものと言われています。それなのに学校では教えてくれません。この機会に真剣にお金を向き合っていきましょう。
政府は『老後2,000万円の資産が必要』と言っていましたが、2,000万円では生活できないという人が多いのではないでしょうか。
60歳の退職後~90歳までの30年間 月5.5万円の出費をした場合の話です。
5.5万円×12ヵ月×30年=1,980万円
出費には、家賃・食費・光熱費などすべてが入っています。持ち家がない場合はもっとかかることは目に見えています。
大切なのはあなたが老後どう過ごしたいかです。
将来、月々の家賃を払いたくないと考えていれば、今からマンションや戸建て住宅の購入を検討する必要がありますし、老人ホームで過ごしたいのであれば、入居費用を用意する必要があるでしょう。
はな
お金の問題は結婚したとしても逃れることができない問題です。約5,000万円あると家賃8万円その他の支出5.5万円でまかなえます。
孤独は人に甚大な精神的ダメージを与えます。人生の中で多くの人は人から無視をされた経験はあるのではないでしょうか?
学校や職場、接客をした時にお客さんから無視された経験をしたことがある人もいると思います。
その時に感じる心がモヤッとする感覚が永遠と続きます。
仕事に就いている時は、出社しないと誰かが気にかけてくれますが、仕事に就いていないと気にされることがなくなります。これが命にかかわることが起きてしまった時、孤独死に繋がってしまうのです。
人はひとりで生きられない人がほとんどです。老後、ひとりにならない為に人との繋がりを大切にしましょう。
その人の繋がりから結婚に繋がったり、仕事に繋がったりと想像していなかったことが起こるかもしれません。
人と繋がっている人は心に安心感が生まれます。人から得られる心の安心感を作れるように人間性やコミュニケーション力を身につけていきましょう。
はな
体が動くうちは仕事をしたいという人の中には『人と話したいから』という人もいるようです。結婚したとしても年齢や健康状態によってひとりの時間が長くなる人がいます。
家があることによって心が休まり、ストレスが軽減され、心に安心感を持てます。
しかし、お金の話をさせて頂いた時に『老後2,000万円の資産が必要』について触れましたが、将来を考えていないとその安心感さえ手放すことになってしまいます。
持ち家の場合、一定の年齢で支払いが終わるよう設計していきますが、賃貸の場合、支払いに終わりがありません。
ということは、2,000万円と別に更に資金が必要になります。
8万×12ヵ月×30年間=2,880万円
・食費・雑費など:2,000万円(月5.5万円)
・家賃:2,880万円(月8万円)
合計約5,000万円が必要になります。
はな
家賃を低く済ませることができれば、必要なお金は減らせます。
ここを考えずに2,000万円だけ用意できても月5.5万円以内に家賃を含めると超カツカツ生活になってしまう可能性もあるのです。
この毎月8万円を払い続けて住むか、2,880万円で家を買うか考える必要があります。2,880万円で東京で家・マンションの1室を購入することはできませんが、東京を除いた首都圏なら可能かもしれません。
老後も気楽に一人暮らしをエンジョイしたいという人もいるかもしれませんが、今より体力が劣り、健康にも問題を抱えている可能性もあります。
それを考えると一人暮らしも今のようにエンジョイできるか…。
はな
薬局に勤めていた頃の話ですが、40代以下の人が薬局に来るのは風邪くらいです。しかし50代から体に様々な不調が表れてきます。
快適に過ごしたいという人は、老人ホームやシニア向けマンションなどを考えても良いでしょう。介護士・看護師がいつも在中して、心配がいりません。老人ホームなど同棲代のいる環境に棲むことで自然と仲間もできます。
老人ホームやシニア向けマンションに住むなら家を購入しない方が良いように思えますが、家を持っていると人に貸すこともできる為、不動産収入を得ることができるようになります。
生涯独身・結婚できた関係なしに老後のお金の準備は大切です。今からお金の勉強をして対策していきましょう。早ければ早いほど準備期間があります。
大切なのは自分がどう生活したいかです。自分が納得した上で選択していきましょう。
ひとり哲学「結婚しても孤独は終わらない。」
ひとりタイプ:ストイック
1986年7月19日生まれ(35歳)
趣味:和装・社交ダンス・その他
付き合い始め~結婚した後もひとり時間と二人の時間のバランスが大切です。
ひとり哲学「結婚しても孤独は終わらない。」
ひとりタイプ:ストイック
1986年7月19日生まれ(35歳)
趣味:着物を着ること・社交ダンス
ひとり時間と夫婦の時間のバランスが大切です。