最近、書籍やドラマでも取り上げられるようになった『ひとり時間』
『ひとり時間』=『独身』というイメージを持つ人もいるかと思います。
『ひとり時間』とは『あえてひとりで楽しみ、ひとりの過ごす時間』を指します。『ひとり時間』は未婚・既婚関係ないのです。
結婚すると仕事の時間を除いては夫婦の時間が自然と増えていき、自然とひとり時間が減っていくという流れが一般的です。
本当にひとり時間は必要ないのでしょう?もし、ひとり時間を作ることで夫婦関係が円滑になるなら試してみる価値もあります。
今回は夫婦のひとり時間についてまとめました。
サムログでは良い面だけではなく、悪い面もしっかり紹介させて頂きます。
このページの目次
結婚すると独身時代よりひとり時間が無くなり、夫婦の時間が増えてしまうのは当たり前と感じる人も多いと思います。
しかし、巷でよく耳にする『仲の良い夫婦ほどひとり時間を大切にしている』と聞きます。実際どうなのでしょうか?
仲の良いと感じている夫婦の割合を調べてみました。
年々下がり、最低25%まで落ちます。4組に1組しか仲が良いと認識していないということですね。3組に1組が離婚してもおかしくない数字です。
調べた結果、仲が良いと答えた夫婦の方がひとり時間も大切にしているようです。
はな
仲が良い夫婦を保つには程よい距離感が大切なのかもしれませんね。
夫婦になると恋人同士の時より法律的にも距離が縮まり、ニコイチと感じてしまう人もいるかもしれませんが、結婚してもひとりの人間です。
恋人同士の時と何も変わることはありません。ひとりはひとりです。全てを共有することはできません。。
結婚して付き合いたてのカップルのように気分が盛り上がる夫婦もいるかと思います。残念ですが、多くの夫婦は新婚気分がいつまでも続きません。
次第にちょっとした不満が見え隠れしてきます。その不満は溜まっていきます。風船に例えた場合、空気を入れ続けるといつか爆発します。しかし、空気を時々抜くことができれば爆発もしません。
夫婦の『ひとり時間』=『不満を解消する時間』です。
不満と上手く付き合って行く為にもひとり時間は大切です。
『ひとり時間』を取り入れている夫婦は、ひとり時間を取り入れていない夫婦より不満を軽減できる為、夫婦仲が良好なのかもしれません。
はな
不満を解消するだけでなく、頭の整理をする為にもひとり時間はおすすめです。
我が家では、旦那が考えごとをしたい時は『ほおって置く』というひとり時間を作ってます。私からはタイミングがわからない為、旦那には考えごとしたい時は言ってもらうようにしました。
あなたは結婚してひとり時間が欲しいですか?『ひとり時間』が欲しいと感じる人・欲しいと感じない人がいます。
巷では、女性より男性の方がひとり時間が欲しがるに言われていますが、実は男女関係ありません。
ちょっとした診断を用意しました。チェックの多い方が比較的素質が強い可能性があります
一番理想なのは偏りがなく、両方の気質をバランス良く持っていると柔軟に対応してくれるパートナーと言えるかもしれません。
はな
パートナーで思い当たる場合は、聞いてみるのもおすすめです。実は欲しいと思っているかもしれません。
夫婦とはいえ、仕事の時間以外一緒にいる時間が増えます。いくら大好きなパートナーと一緒にいれるとはいえ、気を使うこともあります。
仕事でも気を使い、パートナーに対しても気を使っていては疲れてしまいます。
ひとりで使える自由な時間があると息抜きができ、独身時代のように好きなことに時間を使いリフレッシュできます。
リフレッシュできると心にゆとりもできます。
リフレッシュできると心にゆとりもでき、不満も減っていきます。小さな不満が溜まるとイライラし、相手に対して当たりが強くなってしまうことも…。
ひとりの時間を取ることでガス抜き効果で小さな不満は気にならなくなります。
心にゆとりが生まれると相手を気遣うこともできるようになり、思いやりが生まれてきます。より夫婦円満に繋がります。
ひとり時間を作ることで夫婦の時間は減ってしまいますが、夫婦の時間が減ったことで当たり前ではなくなります。希少性が増し、夫婦の時間が新鮮に感じられるようになります。
付き合いたての時や新婚の時が新鮮だったのは、2人でいる時間が当たり前と感じていなかったからです。
ひとり時間は『当たり前ではない』と意識する環境設計にもなります。当たり前ではないことに気が付けると感謝の気持ちも増えてきます。
はな
新鮮さが欲しくなったら出かける時は現地集合すると良いと聞きますが、近いものがあるかもしれませんね。
一緒にいる時間が多いと何をしていたかも知っている為、会話の話題が減ってしまいます。しかし、仕事以外でも別々の過ごし方をする仕事の話以外の話題のバリエーションが生まれます。
自分が面白い楽しいと感じたことを話すと楽しい気持ちになる人は多いと思います。聞く側も同様で『ひとり時間を楽しんでくれてよかった』と嬉しい気持ちになります。またパートナーとしての自己肯定感も上がります。
はな
会話のバリエーションが増えると話していてより楽しさが増しますね。
ひとり時間が増えると夫婦の時間が減ってしまいます。もしパートナーが夫婦の時間を楽しみにしていたとしたら不満が溜まってしまいます。
ひとり時間を取れるようになった場合でも、ひとり時間は『絶対』ではありません。夫婦や親族など周囲の状況によって臨機応変に優先順位を変えていきましょう。
ひとり時間を優先してしまうと相手の不満が溜まり、喧嘩の引き金になりかねません。
ひとり時間と夫婦の時間のバランスをどうしていくか、夫婦で常に話していきましょう。
ひとり時間を過ごす場所にもよりますが、家以外でひとり時間を過ごしていると、実際、パートナーの行動がわかりません。
『ドライブに行ってくると言っていたけど、実は他の異性とドライブしているかも…。』
パートナーに対し『浮気をしているのかも…。』なんて想像してしまうことがあったら不安でたまりません。
そんなことを想像してしまうということは夫婦の間に何かあったからでしょう。もし、不安に感じたのであればパートナーを信頼しきれていないということです。
不安を与えてしまった場合も信頼されていないということです。
信じあえる関係性であることが大切です。
都内在住。結婚して4年目。昨年生まれたお子さんと3人家族。
夫:かつやさんの趣味は写真を撮ること。ひとり時間を利用して車で他県に写真を撮りに行く。
妻:みきさんの趣味は特になし。
Q:どちらから提案したんですか?
みきさん
夫からでした。結婚して3年目頃でした。子どもが生まれてから何か嚙み合わない感じはしていた時でした。
かつやさん
そうですね。今だから言えるんですが、仕事の方が気が楽でした。仕事は気を使うのは当たり前と割り切れていたので。
Q:なぜひとり時間を提案したんですか?
かつやさん
ひとりで自由に使えるの時間が欲しいと思いました。一人暮らしが長くて、家にいる時は趣味に時間使ったり自由気ままに過ごしていて。
でも結婚してから家族の時間を優先し、多少我慢はしていました。
Q:ひとり時間を提案した時、奥さんの反応はどうでしたか?
かつやさん
すんなりOKはもらえませんでした。妻の『結婚したら家族の時間を大切にするのが夫婦』という考えもわかりますし。
でも今の違和感や我慢を継続したくないですし、ひとり時間がもらえなくても何か改善はしたかったです。小さなことでもイラっとしまうこともあったので。
Q:時間に対する考え方の違いをどう乗り越えたんですか?
かつやさん
何度か話し合いましたよ。面倒だけど、納得する丁度良い感じを見つけたかったですし。
みきさん
ひとり時間について話しをしている時、確かに『ひとりで出掛けたい』と思う時はあるけど、子どもの面倒があるからと諦めていました。
はな
実はひとり時間を必要としていたんですね。
かつやさん
そのことに気が付いてあげられていませんでした。
自分のひとり時間だけじゃなく、妻にもひとり時間を取って欲しかったので安心して育児を任せてもらえるように積極的に家事育児をやりました。
Q:失礼なことをお聞きしますが、ひとり時間が欲しいと言われて浮気を疑わなかったんですか?
みきさん
さすがにそれは疑わなかったです。人を傷つけるようなことをしない人なので。ただ、友人に『ひとり時間』の提案の話をされたと話したら、浮気じゃないかって言われました(笑)
そこは相手への信頼性ですよね。
Q:『ひとり時間』を取り入れて、取り入れる前と変わったことはありますか?
みきさん
旦那が『ひとり時間』を提案してくれたおかげで、私も友人と遊んだり、息抜きの時間が取りやすくなりました。
我慢ではありませんが、責任感というか『家族の時間第一優先』みたいな感じがあり、断っていたこともあるんです。
家族で特別な用事があると言う訳ではないのに。
かつやさん
お互いに家族を大切にして自分をそっちのけにしてしまっていたのかもしれません。『ひとり時間』をくれた妻には感謝しています。妻のお願いごとにNOと言いにくくなりました(笑)
ママなしでもひとりで子どもの面倒見れるようにもなりました。
みきさん
積極的にやってくれるようになって安心して任せられるようになりましたし、やり方にイライラしなくなりました。以前より気が楽に過ごせるようになった気がします。
かつやさん
あと、以前よりお願いごとや困っていることを相手に頼めるようになりました。
『ひとり時間』が欲しいと思った時、夫婦の間に信頼関係がないと成り立ちません。
『ひとり時間』を過ごしている時というのは、パートナーが何をしているかわからないこともあります。『浮気をしている』など不安が頭をよぎってしまう場合、お互いの信頼関係が揺らいでいる可能性が高いです。
また、言い出す側も『ひとり時間を欲しいと言って二人の関係が壊れたら』など不安が頭をよぎった場合も同じです。
パートナーへの信頼が低くなっている可能性があります。
夫婦の時間をカットしてまで『ひとり時間』をくれたことに感謝し、相手に伝えましょう。『ひとり時間をもらえるのは当然』だと思ってはいけません。
パートナーがあなたの気持ちを汲み取って、大好きなあなたとの時間と過ごすことより『パートナーのひとり時間』を優先してくれたことに感謝の気持ちを大切にしましょう。
人は『ありがとう』と言われると自己肯定感が上がり、またやってあげたくなります。
『ひとり時間をいつ取るか』など夫婦で話し合って決めたとしても『絶対』ではありません。夫婦で生活している以上、状況によって家族に合わせる臨機応変に対応する必要があります。
もし楽しみにしていたひとり時間が取れなかったとしても文句は言わず、代わりの時間をもらえないか相手におねだりをしてみましょう。
おねだりされた時は、相手のお願いを受け入れてあげましょう。
独身時代から夫婦そろって趣味がある場合、ひとり時間への意識が高いことが多く、結婚した当初からひとり時間を設けていることも珍しくありません。
独身時代、ひとり暮らしが長い場合、人と合わせて生活することに疲れてしまう人も少なくありません。『ひとり時間』を取ることで時間のバランスが安定させることにも繋がります。
まずは期間を決めて『ひとり時間』に挑戦してみてはいかがでしょうか?
ひとり哲学「結婚しても孤独は終わらない。」
ひとりタイプ:ストイック
1986年7月19日生まれ(35歳)
趣味:和装・社交ダンス・その他
付き合い始め~結婚した後もひとり時間と二人の時間のバランスが大切です。
ひとり哲学「結婚しても孤独は終わらない。」
ひとりタイプ:ストイック
1986年7月19日生まれ(35歳)
趣味:和装・社交ダンス
ひとり時間と夫婦の時間のバランスが大切です。付き合い始めた当時より旦那が大好きな妻バカです。