はな
先日、600万の着物を値引きして月5万のショッピングローン60回で粘られました。着物沼にドはまりしている はなです。
着物の世界には付きものである押し売り。良いと言える接客ではありません。
それが原因で呉服屋さんや催事などの販売に対し、良くないイメージを持つ人もいます。
買ってしまった本人は当然、後悔しますし、高級な着物であればショッピングローンを組んで高額な支払いをしなければなりません。
はな
欲しくない物に払い続けるなんて嫌ですよね…。
押し売りというのは着物に限った話だけでなく、洋服などの物を販売するお店には存在する話ですが、着物は1着で50万円なんてよくある金額です。だからこそ、気軽にホイホイ買うということができませんし、判断も慎重になります。
吹き出し
ですが、全員が圧強めの接客をされて後悔するわけではありません。
圧が強い接客を受けて購入した人の中でも
・背中を押してもらえたという人
・押し売りされ、後悔する人
がいるのは事実です。
今回は、押し売りされない為にどんなことに気を付ければ良いのか?について紹介します。
はな
後悔しない買い物をする為に押し売りをされず、快くドーンと購入して着物ライフを送りたいものです。
はな
押し売り以外の接客をしてくれる店員さんはいます。それは自分にとって良いと感じる接客です。
例えば、決心が弱い人にとっては圧が多少あった方が背中を押してくれるので他の人が押し売りのように感じる圧強めの接客が良いという人もいます。
自分の意志で買った<買わされた
という印象が残り、結果的に押し売りされたという印象が付いてしまいます。
接客してくれた人との信頼関係がある・なしも『押し売りされた』と感じるかのポイントになるでしょう。
はな
店員さんの中では、着物に思い入れがあり、つい熱が入ってしまう人もいます。それが結果的に押し売りに感じてしまうということもあります。
はな
圧が強くなく、お客さんの気分をあげて購入させようとする接客スタイルの店員さんはいます。
接客されている時は褒められていい気分になりますが、時間が経ち冷静になると『勢いで買ってしまった』『あの時は良いと思ったのに…。』後々後悔に繋がります。
押し売りスタイルではないので嫌な思いはしませんが、無駄だと思う買い物に繋がってしまうので注意しましょう。
はな
押し売りの特徴で丁寧な接客ってどういうこと?と感じた人もいると思います。
押し売りはお店に入ってすぐにされるということではありません。まずは丁寧な接客でお客さんから好印象を持ってもらいます。
お店に長居しやすい雰囲気にさせ、油断をさせます。
はな
嵐の前の静けさだと感じて下さい。
はな
見ていた商品を見せてくれたり、豊富な知識で商品の説明をしてくれます。
着物は職人さんの手で1反1反大切に織られたり、染色がされています。その為、商品のエピソードを聞くと愛着がわいてしまうということもあります。
豊富な知識を教えてもらうことでその店員さんへの信頼度が生まれ、安心度も高まります。
はな
本当に知識がある人か、なんちゃって知識の人なのかある程度分かるように自分でも欲しい着物のことは調べていきましょう。
以前、小紋に家紋を入れてしまったという失敗をした人がいました。なぜ家紋を入れたかというと『お店の人に家紋を入れた方が使えるシーンが増えるからと言われたから』と理由でした。
小紋は小紋でも江戸小紋に家紋は入れることはあっても街着として着る小紋に家紋を入れるということはありません。
お店の人のなんちゃって知識でその着物は小紋に家紋は入れないことを知った今では着ることがなくなってしまったようです。
はな
ここまでの時点で購入と決めた場合、とっても良い買い物ができたと感じるでしょう。ここからがされたくないゾーンに突入です。
丁寧な接客・色んな商品を見せてくれ、『なんて丁寧な接客なんだろう』と感じ、商品の購入するしないに悩み始めると『こんな良い商品に出会えない』『絶対に勝った方が良い』と押し売りの山場がやってきます。
欲しくないと簡単に言えればよいのですが、欲しいという気持ちもあるという場合、押し売りに繋がりやすい状況になってしまいます。
▼ 押し売り接客で良く耳にする接客ワード
押し売りの接客は購入を断ろうとしても説得してくるし、とても疲れます。
『もう断りにくいし、接客を受けることに疲れてしまい、購入しても良いかも』となってしまいます。
この環境から抜けたいという気持ちが一番になってしまい、自分に『買って正解』という判断を正当化させようと頭を使います。
しかし、家に帰って冷静になった時、なんで買ってしまったんだろうという後悔は必ずやってきます。
はな
買うのは一瞬ですが、値段によってはショッピングローンで3年間支払い続けると思うと後悔は一瞬で終わりません。仕上がった着物が手元に届いた時、買って良かったと思えたら救いです。
はな
押し売りされやす人の特徴をまとめてみました。いくつ当てはまりましたか?
押し売り接客はとても圧が強いかったり、説得力があります。
その為、その場から逃れたいが為に買うと購入しまったり、その場では納得して購入したが冷静になってみたら必要なかったと時間経過し、我に返り後悔してしまうということがあります。
はな
チェックが付いた人は押し売りには気を付けましょう。
はな
はじめて行くお店には1人で行かないようにしましょう。
はじめて行くお店というのはどんな接客をされるお店なのかわからないということがほとんどです。
など余り店員さんと接触しないようにしましょう。
はな
押し売りされる人の中には『何て言って断ったら良いかわからない』『断わり文句が思いつかない』という人もいます。
着物を着ている人になんて断っているか相談してみましょう。また、一緒に着物を買う時についてきてもらいましょう。1人の時より第三者がいた方が押し売りの強さは軽減されやすいです。
はな
私が良く使う断わり文句はこちらです。
今は無理
『ここは良いんだけど、これが気になる』など理由を付けてしまうと気になっている部分をフォローしてくるような接客がスタートしてしまいます。多くを語らずにシンプルに『無理』を突き通しましょう。
はな
断わり文句も着物ライフを楽しむ為の勉強が必要です。
はな
『ここまでやってくれたのに断りにくい』という人もいますが、支払いはあなたです。欲しくない物にお金を払う必要はありません。
断ることを悪いと思わなくて良いんです。
押し売り接客するところで取り扱っている着物は高級着物ということが多いです。店員は断られ慣れしています。
高級着物は1品ものが多く、あなたが買わなくても他の人が買ってくれることもあるでしょう。なので、断ることが申し訳ないと思う必要はありません。
はな
押し売りされてしまって断りきれずに購入して後悔したという人もいますが、実はキャンセルできることがあります。
呉服屋さんなど店頭販売やオンライン販売などの通信販売ではクーリングオフ制度は適用されませんが、訪問販売や催事などの販売の場合、クーリングオフが適用されることがあります。
購入時に契約書にサインをすることがあったら、クーリングオフ制度が適用の可能性があります。
また、契約書には『クーリングオフ制度適用』と書いていないこともあります。『契約から1週間以内に契約無効にすることができる』など文言が遠回しの場合もあるので注意して契約書を読んでみましょう。
はな
店頭販売でもオリジナルで〇日以内ならキャンセルができるというシステムを持っている店舗もあるようです。
本当に購入すべきか、本当は購入したくないという時は会計の際、会計の時が断る最後のタイミングですが、そのタイミングを逃してもキャンセル可能性がある場合があることを覚えておきましょう。
はな
着物の押し売り接客は良いと言える接客ではありません。
欲しくない着物は買わずに、遠慮なく断りましょう。押し売り接客の断わり上手になると私生活でも断わり上手になることができます。
着たい着物を買って着物ライフを楽しんでいきましょう。
ひとり哲学「結婚しても孤独は終わらない。」
ひとりタイプ:ストイック
1986年7月19日生まれ(35歳)
趣味:和装・社交ダンス・その他
付き合い始め~結婚した後もひとり時間と二人の時間のバランスが大切です。