【有名5サイトで比較】格安で国内旅行するための宿泊予約サイト活用法

記事更新日: 2020/01/28

ライター: まつり

あなたは旅行や出張のとき、「宿泊予約サイト」を活用していますか?

個別に電話で予約したり、旅行会社の店舗を活用したり、あるいは直接ホテルの公式サイトから予約しているケースもあると思いますよね?

まずは、とある兄弟のやり取りから見てみましょう!

登場人物紹介

一郎…都内の会社に勤務するサラリーマン。旅行が趣味の父親の影響で旅行が大好き。最近はネット予約で済ましている。
次郎…一郎の弟で同じく都内に勤務するサラリーマン。ネット予約には抵抗があるようで、いつも旅行は旅行会社か電話。

一郎

どうも! 僕は旅好きのサラリーマンな一郎です!
月イチで日本中、世界中を旅しています!
海外だとシンガポール、国内は沖縄が特にお気に入りです。

次郎

俺も同じく旅好きのサラリーマンな次郎です!
特にいきあたりばったりの旅と離島が大好きです!

次郎

先週、沖縄に行ってきたけど、2泊で20000円もかかったんだよね!
食事もついていなかったし、結構高かったよ!

一郎

僕は先週同じく沖縄2泊で10000円、次郎と同じホテルで食事もついていたよ!

次郎

えーーーーーーーーー!!!

一郎

僕はネットで予約したんだ!
次郎はどうやって予約したのかい?

次郎

俺はホテルに電話で問い合わせて予約したよ。
俺はいつも電話か旅行会社の店舗で旅行の予約をやっているよ。

一郎

電話予約したんだ!
最近は、インターネットで予約する方がお得な条件で宿泊できることが多いよ!
昔は僕も旅行会社の店舗を活用していたけど、今は全部基本的にネットで済ましているね。

次郎

そうなんだ!

一郎

一部の宿泊予約サイトでは、航空券、鉄道など交通機関やレンタカー、テーマパークのチケットなども宿泊とセットで予約ができるんだ!

次郎

交通機関とホテルが一緒に予約できるのは大きいね。

一郎

交通機関やレンタカー、テーマパークなども個別に購入するより安くなることが多いんだ。
飛行機の往復を航空会社で買うよりも宿泊予約サイトで購入したら、ホテルも付いて安くなるということも結構ある話だよ!

次郎

値段が安いのもいいよね!これは驚いた。
俺はいつも別々に手配するから、その話を聞いてなんか損した気分になったなあ。

一郎

ただし、安くなる代わりに予約の変更が効かないケースがほとんどなので、予定変更をする可能性がある場合は注意してくれよな!
変更しようとしたらキャンセル料が高くて損をしたとか、乗り遅れてしまって買い直さないといけなくなったという話もあるからね!

次郎

出張のようにスケジュールが突発的に変更になったり、直前まで決まらなかったりするような場合は、特に注意したほうがいいよね!

一郎

宿泊予約サイトを利用することでポイントも貯まるので、次回の宿泊でもお得になるんだ!
そして、大手の共通ポイントの場合、宿泊予約サイトで貯めたポイントがコンビニエンスストアやスーパー、書店、ネット通販でも利用できるんだ!

次郎

それならば、ポイントも無駄にならないよね。あのコンビニはよく使うから。

一郎

宿泊予約サイトを利用したほうが、便利だしポイントも貯まってお得で様々なメリットがあるんだ!
次郎も今度から宿泊予約サイトを使ってみようよ!

次郎

すごいなあ!俺も今度からは宿泊予約サイトを使うよ!

宿泊予約サイトを活用すると、電話予約や旅行会社の店舗を利用する場合、公式サイトで予約する場合と比べて、大きくメリットがあります。

たとえば、いつもよりも「お得に宿泊」できたりポイントを貯めたりできるなどのメリットがあります。

今回は以下の点を中心に比較いたしました。

「掲載数」…全国の宿泊施設をまんべんなく取り扱っているサイト
「価格帯」…格安の宿泊施設から高価格帯の宿泊施設まで幅広く取り扱っているサイト
「ポイント還元」…ポイントの還元率、ポイントの使い勝手

予約サイトによって様々な特徴があります。
今回は、さまざまな予約サイトについて紹介していきましょう。

おすすめの宿泊予約サイト 「大手5サイトを徹底比較!」

じゃらん

還元率 ポイント 交通機関とのセットで予約
2% Ponta 1%+じゃらん限定ポイント 1% 可(JAL/ANA/一部JR)

じゃらんはリクルートが運営するサイトです。
還元率も他の宿泊予約サイトより高めで、ポイントはローソンやケンタッキーフライドチキンなので利用できるPontaなので使い勝手が良いのですが、2019年4月よりPontaとじゃらん限定ポイントが半々ずつ貯まるようになります。
そのため、じゃらん限定ポイントはPontaと違って、ローソンなど店舗では利用できないポイントです。
しかも期間限定のポイントで期限内に利用しないと失効しますので要注意です。
JALやANA、一部のJR線とセットで予約できる「じゃらんパック」もあります。
(※キャッシュレス消費者還元事業のポイント還元は「オンラインカード決済」・「現地決済」ともに対象となります。「オンラインカード決済」ではじゃらん限定ポイントで還元されます。なお、「じゃらんパック」では還元事業のポイント還元対象外です。

楽天トラベル

還元率 ポイント 交通機関とセットで予約
1% 楽天スーパーポイント 可(JAL/ANA/一部JR)

楽天トラベルは楽天が運営するサイトです。
還元率は1%ですが、楽天ポイントは楽天グループ内だけでしか以前は利用できませんでした。
近年はマクドナルドなど楽天ポイントを利用できる楽天グループではない店舗が増えておりまず。
楽天ポイントを楽天証券の投資信託購入に利用することも可能です。
そのため、非常に使い勝手が良いのもメリットです。
(※キャッシュレス消費者還元事業のポイント還元は「現地決済」のみ対象となります。「オンラインカード決済」「楽パック」では還元事業のポイント還元対象外です。)

るるぶトラベル

還元率 ポイント 交通機関とセットで予約
1% JTBトラベルポイント 可(JAL/ANA/一部JR)

るるぶトラベルは旅行会社大手のJTBが運営するサイトです。
JTBトラベルポイントは基本的にJTBグループ内だけで利用できます。
JTBグループ外では、基本的に利用することができないので、Pontaポイントが貯まるじゃらんや楽天ポイントが貯まる楽天トラベルと比較すると、ポイントの使い勝手が相対的に劣る面があります。
(※キャッシュレス消費者還元事業のポイント還元は「現地決済」のみ対象となります。「オンラインカード決済」では還元事業のポイント還元対象外です。)

Booking.com

還元率 ポイント 交通機関とセットで予約
--- --- ---

Booking.comは海外の予約サイトですが、近年は日本国内の宿泊施設の掲載が増加傾向にあります。
このサイトでは独自のポイントは貯まらないようになっておりますが、このサイトだけで掲載されている宿泊施設も中には存在します。(※キャッシュレス消費者還元事業のポイント還元は「現地決済」のみ対象となります。「オンラインカード決済」では還元事業のポイント還元対象外です。)

Yahoo!トラベル

還元率 ポイント 交通機関とセットで予約
1%(※)

Tポイント 1%
(別途PayPayボーナスが付与される場合も)

可(JAL/ANA)

※…Yahoo!プレミアム会員の場合は還元率が高くなる。

Yahoo!トラベルはYahoo!が運営するサイトです。
貯めることができるポイントはTポイントです。
TポイントはTSUTAYAやファミリーマートなどで利用できるため、非常に使い勝手が良いです。
2019年6月より、PayPayのアカウントと連携しておけば、PayPayボーナスでの還元も別途ございます。
PayPayボーナスはYahoo!での決済やPayPay加盟店で利用できます。
(※キャッシュレス消費者還元事業のポイント還元は「現地決済」のみ対象となります。「オンラインカード決済」では還元事業のポイント還元対象外です。)

宿泊予約サイトのメリット

24時間いつでも予約できる

宿泊予約サイトは時間を気にせず、思い立った時に予約ができるのが強みです。
インターネットで手続きをすることですぐに予約が完了できます。
宿泊施設には基本的に受付時間があります。深夜でもすぐに予約ができるのは便利です。

宿泊予約サイト限定のプランがある

インターネットでの予約だからこそ、サイト独自の割引プランが用意されている事例が多いです。
クオカードなど金券が提供されたり、ポイントが割増で付与されたりするプランもあります。
誕生日に宿泊予約ができれば、非常にお得なプランが用意されているケースも目立ちます。
こういったものは狙って利用できるものではありませんが、誕生日が休みであれば活用してみるのも面白いでしょう。

交通機関やレンタカーもまとめて予約できる。

一部の宿泊予約サイトでは、交通機関(列車・バス・飛行機など)やレンタカーなどもまとめて予約できるサイトがあります。
さらに個別で予約するよりも格安で購入できる上、一括で手配できるのが大きな利点であったりもします。
交通機関を単純に往復分購入するよりも、宿泊予約サイトから交通機関と宿泊がセットで購入したほうが安くなることもよくあります。

ポイントが貯まる

これも大きな利点です。宿泊予約サイトと直接予約で料金が同一であっても、宿泊代金の一部がポイントで還元されます。
一例として、楽天トラベルは「楽天スーパーポイント」、じゃらんは「Ponta」、Yahoo!トラベルでは「Tポイント」と「PayPayボーナス」が貯まるので、宿泊だけでなくコンビニ、スーパー、ドラッグストア、飲食店、ネットショッピングなどにポイントを使用することができます。
航空機を利用する場合には、これとは別に航空会社のマイレージも貯めることができるケースが多いです。

なお、2019年10月から2020年6月までの期間は、消費税増税の伴う個人消費の落ち込みを緩和するため、「キャッシュレス消費者還元事業」が行われています。指定されたクレジットカードや電子マネー・スマホ決済を利用すると5%または2%がポイント還元されます。
ポイント還元の方法は大きく分けると「ポイント」で還元される場合と「請求額と相殺」されるパターンの2種類です。
なお、ポイント還元の対象となる決済手段は、宿泊施設により異なりますので掲示をよく確認しましょう。

予約する際に注意しておきたいこと

疑問に思ったことは予約前に解決しよう

料金やサービス、宿泊施設へのアクセスなどは、予約する前に十分チェックして、疑問を解決しておきましょう。
どうしてもわからないときは、予め宿泊施設に問い合わせるのも得策です。
疑問を解決しないで予約をしたら、宿泊当日にトラブルを引き起こす原因となります。

予約ミスに注意

電話予約や旅行会社の窓口での予約は、ミスがないかどうか係員が確認してくれることが多いのです。
しかし、予約サイトは自分で手配することになるので、予約ミスには「くれぐれも注意」しましょう。
予約が完了し、決済まで進んだ後でミスが発覚した場合、キャンセル料が発生する事例もあるので十分に注意しましょう。

変更には制限がある

交通機関をセットで予約した場合、直接交通機関で購入したチケットと条件が異なり、変更や払い戻しに制限がある事例が非常に多いです。
また、乗り遅れた場合にはチケットが無効となり、改めて買い直さないといけないことがほとんどとなります。
旅程を後から変更する可能性がある場合は、セットで予約せずに交通機関は個別に購入しましょう。
なお、悪天候の場合や交通機関の遅延や運休の場合については、変更や払い戻しが可能です。

キャンセルの連絡は早めにしよう

予約をキャンセルする場合は、早めに連絡を入れることをおすすめいたします。
直前のキャンセルの場合は、交通機関が運休になった場合や災害などの場合を除いて、キャンセル料が発生する事例が殆どです。
連絡を入れずに宿泊施設に来ない「ノーショー」は特に満室の場合、本当に必要とする方へ宿泊を提供できないこととなり、宿泊施設側からは非常に嫌われます。キャンセルの場合は必ず連絡しましょう!

応用編

複数の宿泊予約サイトを見比べてみよう

同じ宿泊施設でも、複数の予約サイトを見比べてみると宿泊料金に差があることやポイントの還元率に差が出る例もあります。
複数の予約サイトの料金を見比べることのできるWebサイトも存在します。
よりお得になりますので、複数の予約サイトを見比べる癖をつけましょう!

逆に直接予約がお得な場合も

宿泊施設によっては、「公式サイトが最もお得」と明示している例もあります。
余裕があれば宿泊予約サイトだけでなく、宿泊施設の公式サイトも見比べてみましょう。
ポイント還元などを考慮しても、直接予約のほうがお得なケースもあります。

宿泊予約サイトに敢えて掲載しない宿泊施設も存在する

自力で集客ができているゲストハウスに顕著な例なのですが、宿泊予約サイトに敢えて掲載していない宿泊施設も存在します。
また、地方の宿泊施設は離島や交通が不便な地域において、宿泊予約サイトへ掲載されていない事例も見受けられます。
このような場合、該当する宿泊施設に直接問い合わせて予約するしか手立てがありません。

宿泊料金の支払いにキャッシュレス決済も活用する

これも非常に有効な方法です。クレジットカードや電子マネー(Suicaなど交通系、WAONなど流通系、楽天Edyなど)、QR決済(PayPay、楽天Pay、LINE Payなど)を活用することで宿泊予約サイトのポイントとキャッシュレス決済のポイントが二重取りできます。
特に楽天トラベルで予約した場合、楽天カードで決済すると予約と決済で楽天ポイントが二重取りできて大変お得です。
ただし、キャッシュレス決済は全ての宿泊施設でできるものではありません。
特にゲストハウスのように単価が安い宿泊施設や小規模な宿泊施設の場合は、キャッシュレス決済ができない事例が依然多いです。

宿泊予約サイトのポイントをマイレージに交換する

航空機を利用する機会が多い方に有効な方法は、航空会社のマイレージに交換するのも良いです。
じゃらんで貯まる「Ponta」・るるぶトラベルで貯まる「JTBトラベルポイント」は日本航空(JAL)、「楽天ポイント」・「Tポイント」はANAのマイレージに交換が可能です。
マイレージに交換すると早い段階で特典航空券に交換可能となるため、マイルを貯めている場合は非常にメリットがあります。

まとめ

宿泊予約サイトは色々なサイトがあります。
近年、様々なサイトが増えて、宿泊予約サイトの選択肢も以前と比べて多くなってまいりました。
それに伴って、ネットから予約できる宿泊施設も以前より充実しております。
その中で、自分にとって最も使い勝手の良いサイトを探すのは難しいという方もいるかもしれません。

そうお考えの方は、「ポイントをどのように活用したいのか」「どの店舗で利用したいのか」という点を頭に入れていくといいでしょう。例えば、特定のコンビニを頻繁に利用するならば、そのコンビニで使えるポイントが貯まる宿泊予約サイトを活用すればよいですし、航空会社のマイレージも貯めている方の場合は、マイレージへの交換が可能なポイントが貯まる宿泊予約サイトを活用するのが最適解です。

最後までお読みいただきまして、ありがとうございました!

皆様も素敵でお得な旅をお楽しみくださいね!

この記事を書いたライター

まつり

ひとり哲学「誰かといてもつまらなければ独り」
ひとりタイプ:流れる雲
1997年3月生まれ(24歳)
関西出身・東京一人暮らし
趣味:ひとり旅、グルメ旅
ひとりでも好きがあれば人生楽しい。

この記事に関連するラベル

ページトップへ