新プランLINEMOのデメリット!他社比較も!

記事更新日: 2021/11/03

ライター: TJ

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SotfBankのLINEモバイル完全子会社化により立ち上がった「SoftBank on LINE/ソフトバンクオンライン」のLINEMO(ラインモ)!

どんな料金なのか、他社と比べてお得なのか気になりますよね。

この記事を書いた人
投資マニア  TJ  30代
投資マニア兼FP(ファイナンシャルプランナー)兼格安SIMアドバイザー。
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先に少しだけ結論をお伝えすると、以下の方はLINEMOに乗り換えた方が良さそうです。

  • 使うデータ容量が3GB〜29GB
  • LINE以外で電話はほとんどしない
  • 光回線等のセット割を活用していない
  • サポートがなくても大抵のことはできる

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一見良さそうですが、他社と比べてどうなのでしょうか?

そこで、下記他社との比較を行い、徹底検証していきます!

■比較対象

  • SoftBank
  • 楽天モバイル
  • ahamo
  • povo
  • Y!モバイル

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更に、いくつか注意点もあるので、見逃さないようにぜひ最後までご覧ください。

読んでから申し込んだ方が後悔が少なくて済むかも⁉︎

この記事でわかること
  • LINEMOの料金プラン徹底解剖!
  • 本当にいいプラン?他社との比較!
  • 知られざるLINEMOのデメリット
  • 申し込み手順は?

LINEMOの料金プラン徹底解剖!

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では早速、LINEMOの料金を徹底的に解剖していきます。

料金プランはこのようになっています。

データ通信・SMSがセットになっていながら20GBで2,980円〜と、これまでのSoftBankでは考えられないくらい安い値段設定となっています。

これまでのように○○割のような複雑な制度はなく、非常にシンプルです。

これくらい分かりやすい方が、選ぶ側にとっては選びやすいですよね。

また、auのpovoと同じで5分かけ放題の付け外しが可能です。

更にLINEMOの大きな特徴は、LINEトーク/電話にかかるデータ消費量がカウントされないことです

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LINEでデータ消費しないということは、その分動画を楽しめることになります。

ちなみに20GBは標準画質で40時間ほど動画の視聴が可能です。

※追加情報:2021年夏からLINEスタンプ700万種が使い放題になるLINEスタンププレミアム(月額240円)が無料で付く予定

また、オプションも追加可能ですが、特段スゴいと言えることはありません。

契約に必要な費用

SoftBankやY!モバイルからLINEMOに変更する場合は、手数料が無料です

競合であるauがau/UQモバイル→povoも移行手数料を無料にしています。

SoftBank系列以外のキャリアで契約している場合は、主に以下の費用が発生します。

  • MNP転出料(同じ電話番号を使う場合):3,300円
  • 違約金:〜8,500円
  • 日割り料金:解約日による
  • SIMロック解除料:〜3,300円

合計で最高1万5,000円+日割り料金程度の費用がかかる可能性があります。

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ただ、これらの費用もLINEMOへの乗り換えで月額料金が下がるのであれば、さほど気にしなくて良いと思います。

というのも、1年もあれば回収できることがほとんどだからです。

乗り換えるといくら安くなるのか?

では実際にLINEMOに乗り換えた時の料金シミュレーションを見てみましょう。

大手3キャリアを使用中の方の毎月の平均支払額が8,000円〜9,000円ほどと言われています。

これに対し、LINEMOの中間料金プランを作成すると、こうなります。

つまり月額支払額が8,000円→3,278円となるので、年間5万6,664円も安くなってしまいます。

LINEMOに乗り換えると…

大手と比べて5.6万円ほど安くなる可能性がある!

本当にいいプラン?他社との比較!

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LINEMOのプランが分かったところで、他社と比べてどうなのか見てみましょう!

比較対象は以下のキャリアです。

■比較対象

  • SoftBank
  • 楽天モバイル
  • ahamo
  • povo
  • Y!モバイル

VS. SoftBank系列

まずはSoftBankと、そのサブブランドであるY!モバイルとの比較を行います。

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本来であれば、通信容量が同じ20GBで比較したいのですが、同じデータ容量のプランがありません。

この比較表を見ると、使うデータ容量によってどのキャリアを選ぶべきかが変わってきます。

  • 3GB以下:Y!モバイル(シンプルS)
  • 3〜29GB:LINEMO
  • 30GB以上:SoftBank(メリハリプラン)

※LINEMOには光回線セット割や家族割がありません

なお、通常時の速度に関してはLINEMO=SoftBank>Y!モバイルの順ですが、Y!モバイルも十分速いので気にするほどではありません。

Y!モバイルの速度制限時の速度である300Kbpsでも、画像が少ないサイトなら閲覧可能な速度です。

※1Mbps=1,000Kbps

最近世間を賑わせている5Gは、現在提供中のSoftBank以外でも2021年夏頃にはサービスを開始する予定です。

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今はまだ5G対応エリアも狭いので、こだわらなくて良いかと思います。

VS. 他社ブランド

では次に、ahamo・povo・楽天モバイルとの比較を行います。

LINEMOの強みはLINEデータがカウントされないことなので、実質最も長い時間動画を楽しめることです。

YouTube等の動画が趣味の方にLINEMOは非常にオススメです。

また、キャリアメールがない他社はLINEの年齢認証ができません(=ID検索が制限される)が、LINEモバイルはキャリアメール不要で年齢認証できます。

LINEMOはLINEモバイルの特性を引き継ぐと予想されるため、LINEの年齢認証ができると考えられます

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一方、月額料金を見てみると楽天モバイルが頭一つ抜けています。

1GBまで→0円、3GBまで→1,078円、20GBまで→2,178円で利用可能です。

また、楽天モバイルを契約していると、楽天スーパーポイントが溜まりやすくなります。

普段から楽天市場で買い物をしている方は検討の価値があります。

以上をまとめると、下のようになります。

LINEMO比較結果
  • 動画を長時間楽しみたいのなら、LINEMOがオススメ!
  • 月のデータ使用量が3GB以下ならY!モバイル、30GB以上ならSoftBankの方がお得!
  • 楽天市場のヘビーユーザーなら楽天モバイルを検討しても良い!

知られざるLINEMOのデメリット

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次に、良い面ばかり見られがちなLINEMOのデメリットをみてみましょう。

デメリット
  • 低速通信モード切り替えができない
  • 余ったデータの翌月繰越ができない
  • データ追加が割高
  • 家族割/光回線セット割がない
  • 申し込みがオンラインのみ
  • 店舗がない/店舗や電話でサポートを受けられない

これらの中で、特に注意が必要なことについて深掘りしていきます。

BAD:低速通信モード切り替えができない

LINEMOは高速/低速通信の切り替えができません。

高速/低速切り替えのメリットは、低速通信モードでの通信はデータ容量を消費しないことです。

多くの格安SIMでは高速/低速切り替えを導入しています。

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ちなみに低速モードにしてもLINE、メールといった使い方であれば十分対応可能です。

必要な時だけ高速通信にすることで、節約が可能です。

BAD:キャリアメールが使えない

LINEMOに乗り換えると、@softbankのようなメールアドレスは使えなくなります。

メールだけであれば、gmail等の他サービスが普及しているので問題ないかと思います。

BAD:オンラインのみ!セット割もなし!

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人件費やオフィス代といったコストを下げるために、店舗は設置しないようです。

ユーザーに破格で使ってもらうための工夫なので、私は気にしませんが。

店舗や電話で聞けなくて不便と思うかもしれませんが、メールでの対応はしてくれます。

この点が譲れなければ、LINEMOは諦めましょう。

また、元の料金が安いため、光回線とのセット割のような仕組みはありません。

(筆者としてはセット割があるからこそ、プランが複雑になると思っているので賛成です)

申し込み手順は?

申し込み手順は、現在SoftBankのプランを利用中かどうかで分かれます。

SoftBankを利用中の場合

現在SoftBankを利用中の場合、手続きはプラン変更のみで完了できるようになっています。

申し込んだ後に実際契約しなくても料金はかからないので、こちらからエントリーして、連絡を待ちましょう。

SoftBank以外を利用中の場合

SoftBank以外を利用中のケースは、いくつか手順を踏む必要があります。

  • 利用端末が対応しているか確認
  • SIMロック解除(SIMフリー端末の場合は不要)
  • MNP予約番号の取得(電話番号を引き継ぐ場合)

○利用可能端末

せっかくLINEMOに申し込んだのに、自分の持っている端末が使えない…という事態になると時間もお金ももったいないです。

なので、事前にHPから利用可能端末を確認することをオススメします。

ですが、実はまだ利用可能端末が明らかになっていません

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SoftBankやLINEモバイルで販売されている端末は問題なく使えると予想しています。

また、iPhoneも使えないとユーザーから反発が出ると思いますので、使えると思います。

◯SIMロック解除

各社インターネット経由であれば手数料無料な上、待ち時間なしでできるので、サクッと済ませてしまいましょう!

店舗でこの作業を行う際は身分証の提示が必要なので、忘れずに持参しましょう。

◯MNP取得

MNPとはMobile Number Portabilityの略で、今の携帯電話番号を他社でそのまま使うために必要な手続きです。

この作業もSIMロックと同じで、大した作業は必要ありません。

MNP予約番号の有効期限は15日と短いので、MNP予約番号を取得したらすぐに乗り換えの準備を始めましょう。

MNP予約番号を取得すること自体には手数料はかかりません。

ただし、取得したMNP予約番号で実際に他社へ乗り換えを行うと、2,000〜3,000円のMNP転出手数料が発生します。

まとめ

SoftBankの新プランであるLINEMOは非常に安く、通信速度が速いため人気が出そうです。

LINEモバイルのユーザーも流れてくると予想されるので、非常に楽しみです。

LINEMOはこのような方にオススメです。

  • 使うデータ容量が3GB〜29GB
  • LINE以外で電話はほとんどしない
  • 光回線等のセット割を活用していない
  • サポートがなくても大抵のことはできる

ただし、このようなデメリットがあることも知っておきましょう。

デメリット
  • 低速通信モード切り替えができない
  • 余ったデータの翌月繰越ができない
  • データ追加が割高
  • 家族割/光回線セット割がない
  • 申し込みがオンラインのみ
  • 店舗がない/店舗や電話でサポートを受けられない

この記事を書いたライター

TJ

ひとり哲学「人に合わせるほどムダな時間の使い方はない」

ひとりタイプ:ストイック

生年月日:1989年11月21日O型

趣味:投資、カメラ、旅行、乗馬

生粋の投資マニアで、収入のほとんどを投資している。

貯金0から5年で純資産◯千万円(ヒミツ)を達成し、ほぼ全てを投資中。

FP、格安SIMアドバイザーの仕事もしている。

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