カーリースの「メリット」・「デメリット」って? 徹底解説!

記事更新日: 2019/07/28

ライター: CHARAN

あなたはカーリース・カーシェアリング・サブスクリプションと言われる車を持たないという選択肢があることはご存じでしょうか?
今回はカーリース・カーシェアリング・サブスクリプションという車を持たないというメリット・デメリットについて解説していきましょう。

「カーリース」・「カーシェアリング」って何?

カーリースは車を保有するのでなく、リース会社が保有する車を利用する形態となります。
リース料金を支払うことで、自ら保有する車と同様にリース契約を結んでいる間は利用することができます。
自分で新車を購入する場合には一度に大きな出費をしなければなりません。
しかしながらカーリースの場合では、オートローンと同じようにまとまった資金が不要なのは大きなメリットといえます。
カーリースはトヨタレンタリースなど自動車会社系列、コスモスマートビークルなどガソリンスタンド系列など様々な会社で取り扱っております。

カーシェアリングは会員登録を行った会員間でのみ、特定の自動車を共同で利用する仕組みをいいます。自動車を借りるという面ではレンタカーに近いですが、レンタカーの場合は会員登録をしていない人も申込書の記入と免許証提示で利用できます。したがってカーシェアリングよりもレンタカーは不特定多数の人が利用します。
カーシェアリングはレンタカーよりも短時間での利用を想定しており、レンタカーよりも安価になっていることが多いです。こちらは「
必要な時に必要なだけ借りる」という形態です。
最も日本国内でシェアが大きいのは「タイムズカーシェア」、その次にシェアが大きいのは「オリックスカーシェア」です。

カーリース・カーシェアリング共通のメリット

決められた料金(月額)を支払う形となりますので、購入するときのように多額の出費をしなくても済むのがメリットです。

また、税金や車検代なども料金に含まれており、月々のランニングコストが明確になって分かりやすくなる点が挙げられます。

税金や車検に係る手続きもサービス提供者がやってくれますので、それらが煩わしいと思っている人には、メリットが大きいでしょう。

カーシェアリングの場合はガソリン代なども料金に含まれている場合があります。
なお、カーシェアリングで給油する場合には、車内に備え付けてある専用のカードで利用者が給油することとなる場合が多いです。
専用のカードで給油した分はサービス提供者負担となり、利用者には請求されません。

(カーリースの場合は、ガソリン代が別にかかる場合も多いです。)

「カーシェアリング」のメリット

決められた料金(月額、利用時間など)を支払う形となりますので、利用した分に費用が発生します。特に車を利用する頻度が少ない場合は、保有するよりも費用が軽減できる可能性が出てきます。

カーシェアリングの場合は、様々な車種を選択できますので、家族の送迎時や単独での運転、買い出し時など個々の状況に合わせて、最適なサイズの車を柔軟に使い分けることができます。

自宅周辺だけでなく、出張先や旅行先においても車を利用することが多い場合も、保有するよりも費用が軽減できる上、自宅周辺だけでなく出張先や旅行先においてもカーシェアリングを利用できますので、所有するよりも柔軟に車を活用することが可能となります。

カーシェアリングは営業所や指定された駐車場へ返却することとなります。そのため、返却後は駐車場代金が発生しないのもメリットであり、駐車場代が高額となる傾向のある都心部では大きなメリットになっていきます。

特に、都心部に居住して自宅近辺でしか運転しないようなケースでは、カーシェアリングを利用するメリットが大きくなります。

「カーリース」のメリット

契約期間が満了した場合は使用している車を返却できます。改めて契約することでその時の新車を使用することができます。
同じ車で契約を継続することも買い取ることも可能です。その場合は同じ車に乗り続けることができます。

レンタカーやカーシェアリングと違い、カーリースの場合はいつでも車に乗ることができるのはメリットです。

レンタカーやカーシェアリングの場合、「わ」もしくは「れ」ナンバー(レンタカーに割り当てられる専用のナンバー)となりますが、サブスク等の場合は一般車両のナンバーで登録されます。

近年は自動運転など車の技術革新がどんどん進んでいますので、多額の出費を一度に発生させることなく、常に新しい技術が取り入れられた車に乗ることができるのは、サブスク等の大きなメリットです。
短期間で買い替えるような場合は車を買うときと売るときの手間が大きくなりますので、すぐに「車を買い換える人には極めて合理的」と言えます。

なお、トヨタ自動車が2019年7月から全国で提供しているサブスクリプションサービス「KINTO」はカーリースに近い形態となります。


 

車を持っていると様々な悩みがありますよね?
「税金」、「車検」、「日々のメンテナンス」...

 

確かにそれがめんどくさいと感じることがあるわよね。

 

「車を持たないこと」でそんな悩みを解決する方法が実はあるんです。

 

そうなんだ? それは知らなかったわよ!


「車離れ」

最近こんなことが言われております。

車を持たないという方は、若年層を中心に増えているんです。

これを裏付けるデータも複数存在します。

国内の新車の自動車販売台数は1990年の約780万台が一番のピークでした。

直近3年間の新車の販売台数は約500万台付近で推移しております。

販売台数が伸び悩んでいるのです。これには複数の要因があります。

原因の一つとしてあげられるのが、少子高齢化です。

子供が少なくなっている上に、高齢者も増加しております。

近年では高齢者のドライバーによる交通事故も社会問題となっており、運転免許を返納する高齢者も近年は増加しております。

「自動車業界で起きている地殻変動」

あなたは自動車業界で大きな地殻変動が起きていることはご存じでしょうか?

ICT技術の発達でかつては夢と言われていた技術が次々と実用化に近づいております。

「人工知能(AI)」「自動運転」「MaaS」これは全て自動車業界に関係するキーワードです。

「人工知能」はコンピュータやプログラムを用いて人間の知的能力を再現することをいいます。自動車分野では「自動運転」や「MaaS」などで用いられております。特に「自動運転」では「人工知能」は重要となる技術であります。

「自動運転」は人の手によらず、自動的に運転する技術です。従来の自動車メーカーだけでなく、GoogleやDeNA、ベンチャー企業などこれまで自動車と関わりのなかった企業も本格的な実用化に向けて研究開発が進められております。日本では自動運転の実用化に向けて法整備も進められつつあります。2020年には一定の条件下でシステムが運転を担うところまでの実用化を目指しております。システムが運転を担っている場合、現在では禁止されている運転中の携帯電話の使用が認められるようになるなど、交通ルールが大きく変化します。

「MaaS」は「Mobility as a service」の略で「サービスとしての移動」をいいます。マイカー外の交通手段をICTで結びつけ、鉄道・バス・自動車などあらゆる交通モードを「一つのサービス」として捉える概念です。「一つのサービス」となった交通モード全てを一括で決済できるようにもなると言われております。2018年頃から「MaaS」の本格的な実用化に向けて鉄道会社やバス会社、自動車会社やICT企業など様々な業種において実証実験が進められております。

「MaaS」を睨んでトヨタ自動車は自動車メーカーを超えて「モビリティ・カンパニー」に変革すると打ち出し、JR東日本やソフトバンクなど異業種との提携をする動きを見せております。

「MaaS」が本格的に実用化されれば、車を保有する人が更に大きく減少すると言われております。
トヨタ自動車が「モビリティ・カンパニー」に変革すると宣言したのは、そういった危機感からと言われております。

さらに、近年は「車を保有する」ことにこだわらない動きが出てきているのです!

「サブスクリプション」ってどんなもの?

「サブスクリプション」
あなたはこんな言葉を聞いたことはありますか?

最近よく聞く言葉だと思いますよね?

サブスクリプションは雑誌の「年間購読」「予約購読」という意味でしたが、現在はサービスの月間・年間での利用権という意味も持つようになりました。

ソフトウェアの利用形態として取り入れられる動きが2010年代前半からありましたが、2010年代後半よりソフトウェアにとどまらず、製造業や小売業、飲食業など様々な業態で「サブスクリプション」方式が取り入れられるようになってきました。

マイクロソフトのOfficeはパッケージで販売されておりますが、近年は月額課金型のOffice365を利用される方が増加しております。

また、音楽や動画、電子書籍の分野などデジタルコンテンツにおいても、サブスクリプションのサービスが広がっております。

サブスクリプションはソフトウェアやデジタルコンテンツだけでなく、業種を問わず2010年代後半から活発に導入が進められているんです!

パナソニックもテレビを対象に「安心バリュープラン」というサブスクリプション型のプランを導入しております。3年後または5年後に安心バリュープランで新商品に買い替えるか最終回分割支払金を支払ってそのまま商品を利用するか選択する形になります。

小売業では広島市に本社がある「メガネの田中」で2019年4月から全国の店舗でメガネのサブスクリプションが導入されました。ニナルという名称で3年契約の期間中、新品のフレーム3点、レンズ3回まで交換可能となっております。ニナルSTEPは中学生以下が対象でこちらはフレームとレンズの交換が無制限です。

アパレル業界では「メチャカリ」という月額で洋服がレンタルできるサービスがあります。国内外の人気のブランドを借りることができます。レディース向け・メンズ向け・子供向けのサービスを展開しております。一度に借りることができるのは3点までとなり、60日間同じ服を借り続けた場合は返却不要でそのまま利用することができます。

飲食業では「野郎ラーメン」が月額の定額料金で1日1杯ラーメンを食べることのできる「1日1杯野郎ラーメン生活」というサブスクリプションを導入しております。

はなまるうどんやすき家では定期券という形でサブスクリプションサービスを展開しております。定期券を購入することで有効期間中の割引が受けられるというサービスとなります。

「Reduce Go」のように余剰食品を月額定額でテイクアウトできるというユニークなサービスも存在します。

このように「サブスクリプション」(サブスク)は、これからもどんどん広がっていくでしょう。

自動車の「サブスクリプション」について

例えば、トヨタ自動車では「KINTO」というサブスクリプションサービスを2019年7月から全国で導入しております。KINTOの月額料金には任意保険や定期メンテナンス、税金なども含まれております。KINTOは3年契約となっており、3年経過後は車を返却することとなります。その時に新たにKINTOの契約をして再び新車を3年間利用することが可能です。

KINTO SELECTの場合はレクサスを3年間で6台、半年ごとに乗り換えることができます。

近年、個人向けの「カーリース」や車の「サブスクリプション」(以下「サブスク等」とします)は大きな伸びを見せております。2016年末のカーリースは約20万台(矢野経済研究所調べ)ですが、2024年度には約480万台まで伸びると言われております。

以前からカーリースは法人や個人事業主などの間では活用されていました。その理由は税制面のメリットがあることが大きいためです。一括で法人や個人事業主が購入した場合、車などの高額なモノはそのすべての費用を一括で費用に計上することができません。減価償却と言って複数年に渡って費用を計上する形になります。普通車の場合は6年かかります。さらに自動車税等が別途は発生してしまいます。

カーリースにすると月額のリース代金が全て経費として計上でき、経理上の処理が簡素化できるうえ、節税効果があります。リースの場合はメンテナンスなど専門的なこともリース会社に任せることができるため、法人や個人事業主の場合は本来の業務に集中でき生産性の向上が図れるというメリットもあります。

近年は他にもガソリンスタンドや中古車販売会社など、さまざまな事業者が個人に対して車の「サブスク等」のサービスを展開しております。

様々な会社が参入しているということは、車の「サブスク等」が伸びると見ているからでしょう。

カーリース・カーシェアリングのデメリット

カーリース・カーシェアリングの共通のデメリット

車の所有者はサービスを提供する事業者の名義となりますが、任意保険は別途加入しなければならないケースがほとんどとなります。任意保険に加入している場合は、現在の等級で新しい車に引き継ぐことが可能です。

ただし例外があり、トヨタ自動車のKINTOのように保険が月額料金に含まれている場合は、保険の名義が運転者ではなくサービスを提供する事業者名義となるため、自分で加入した保険を付帯できず、車を保有していたときの保険の等級が引き継げないケースがあります。

車を購入するときよりも車種やオプションの選択肢が狭まってしまう傾向にはあります。
そのため、購入する場合と比較して融通が聞きにくい点もデメリットです。

また、車を改造したりカスタマイズしたりすることが多い人にも不向きです。
改造したりカスタマイズする場合は車を購入するほうが好ましいです。
車を改造したり原状回復ができないレベルまでカスタマイズしたりすると、返却時に違約金の対象になることがほとんどですので注意しましょう。

カーリースのデメリット

カーリースの場合は、返却する時の走行距離が一定以上の場合や返却する際に車両の状態が著しく悪い場合(傷が多い場合や破損してしまった場合など)、追加料金が発生する場合があります。

中途で解約をする場合や事故で車両が使用できなくなった場合、盗難に遭ってしまった場合などには、多額の違約金が発生してしまいます。

長距離のドライブが多い場合や車で通勤する場合、走行距離が多くなることで返却時の追加料金が発生するリスクが高まり、カーリースのメリットが生かせない場合もありえます。

カーリースの場合は、契約期間が満了した場合は買い取る場合と同じ車両で契約を継続する場合を除いて、事業者に返却する必要があります。

カーシェアリングのデメリット

カーリースやサブスクリプションは月額料金を支払った人(世帯)が購入したときと同じように、独占的に車を利用できますが、カーシェアリングの場合は、他の人と車を共有することになります。事前に予約しないと、希望する時間帯で車を利用できない場合があります。他の利用者の返却が遅れたことにより、予約していた時間帯では利用できないリスクもあります。

カーシェアリングではカーリース以上に細かいオプションを選択できないのがデメリットとなります。

他の利用者が借りることが多く予約が取りにくいケースの場合は、複数の拠点や複数のカーシェアリングサービスで車を借りる方法を検討しておくことが良いでしょう。

時間内に返却できなかった場合にはペナルティがあります。長時間での利用や渋滞が見込まれる場合は、予め長時間での予約をする対策が必要となります。

カーシェアリングは乗り捨てすることができません。必ず借りた場所に返却しなければなりません。さらにゴミや私物は持ち帰らなければなりません。

地方在住で運転する頻度が多いような場合は、保有するよりも高額な費用が発生する場合もあります。駐車場の費用なども安くなるため、カーシェアリングを利用するメリットが都市部よりも地方の場合は低下する傾向にあります。

また運転する距離が長距離の場合や常に運転できる車を確保したい場合は、サブスク等や購入したほうが良い場合もあります。

おすすめの車のカーリース

カーリース「コスモスマートビークル」(おすすめ!)

コスモ石油のカーリースです。36か月(3年)、60か月(5年)、84か月(7年)から期間を選択できます。さらに車検をセットにするかどうかも選択できます。「ゴールドパック」では、法定点検や定期点検に加えて、タイヤやブレーキパッドなども検査項目に含まれています。「シルバーパック」の場合では法定点検や定期点検は含まれております。「ホワイトパック」については月々の金額は安くなりますが車検は含まれていません。

さらに指定のカード(コスモ・ザ・カード)に入会することにより、同カードで決済するとガソリン代の割引が受けられます。「ゴールドパック」であれば月間100リットルまで1リットルあたり5円引きとなります。「シルバーパック」は同じく3円引き、「ホワイトパック」は同じく1円引きになります。

リース期間が満了後は「新車で新たにカーリース」、「現在の車で契約継続」「買い取り」「返却」の中から選択できます。そのため、状況が変化したときの対応もしやすいのがメリットです。

「マイカー賃貸 カルモ」(おすすめ!)

ネット販売のみとしている点と、最長9年間のリース契約が結べるため、月額費用を抑えることができます。軽自動車の場合は最長9年間のリース契約にすると月額費用が約15,000円で済むケースもあります。

「ゴールドメンテプラン」「シルバーメンテプラン」に加入した場合は、利用回数に上限があるものの、車検やオイル交換、車返却時の原状回復費用保証を受けることができます。「ゴールドメンテプラン」の場合は、各種消耗品の交換も料金に含まれます。どちらのプランも追加料金を支払うことなく整備は全国30000店舗以上の大手の事業者で受けることができます。

ただし、直接事業者とカルモが提携していないため、その場で支払うことなくメンテナンスを受けられず、一旦利用者が代金を立て替える形になります。領収書や利用明細を受け取りカルモにその画像を送信する必要があり、確認ができた段階で振り込まれる形になります。

「リースナブル」

ヴェルファイアの新車などミニバンが月2万円の支払いでリースすることができます。
スペーシアなどの軽自動車やコンパクトカーの新車は月額8千円、商用車は月額2万円、輸入車は月額3万円からとなります。

在庫を保有しているため、納車までのスピードが速いのが特徴です。

車検については輸入車を除いて月額の支払いに含まれております。
車のサポートについてはディーラーで購入した時と同じようにディーラーでのサポートを得ることができます。

解約は違約金なしでいつでも可能で、リースしている車両を買い取りしたくなった場合、高齢者がカーリースを利用する場合で免許返納に伴い車が不要になった場合にメリットがあるといえます。

「KINTO」

トヨタ自動車のサブスクリプションサービスで当初は東京都内限定のサービスでした。
2019年7月からは全国で利用できるようになっております。

おすすめの「カーシェアリング」

「SKY CAR SHARE」(おすすめ!)

個人で保有している車と利用者をマッチングする形態となっております。

カーシェアリングは年会費や月会費を徴収するケースが多いですが、このサービスの場合は年会費や月会費はかかりません。利用しなかった場合は一切費用がかからないのが強みです。

平日は8800円、休日は9900円からとなります。レクサスやベンツなど高級車も借りることができます。

カーリース・カーシェアリングをうまく活用しよう

月額料金を支払うことで契約期間中は自由に車を運転できる「サブスクリプション」、利用した都度料金を支払う「カーシェアリング」は、車を保有する場合と比べて、自由度が非常に高くなる点、購入する場合について回るまとまった出費がなくなる点は大きなメリットです。保有するとついて回ってくる車検や税金など、煩わしさがなくなるのも見逃せません!

「車を自ら保有する」のではなく、必要な時に「車を利用するサービス」に加入するという選択肢、あなたも考えてみてはいかがでしょうか?

今回紹介したサービスのWebサイト

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