はな
こんにちは はなです
洋服なら洗濯機で洗濯すればいいのですが、着物は家で洗濯できない繊維で織られている場合が多くあります。
そんな着物は一体どう手入れをして、綺麗な状態を保つと良いのでしょうか。
とっても簡単です。着物は脱いだあとに少し気を付ければ綺麗に着物を着続けることができます。
このページの目次
【STEP1:着物を干す】
着物を脱いだらはじめにすることは着物を干すことです。着物は何枚も着る為、冬でも帯を巻いているお腹周りは汗をかきます。
着物ハンガーを用意しておくとシワなく綺麗に干せるので着物をはじめて買う時に一緒に用意しておきましょう。
専用のハンガーでもいいですし、買い忘れてしまったなど、すぐに用意できない場合は100均で売っている2mくらいの伸縮するつっかえ棒でも問題ありません。
部屋の角を使って着物の袖に通して棒をかけて干せばハンガーのようにシワなく綺麗に干せます。
はな
洋服のハンガーにかけないでください。シワになってしまいます。抜いた着物は汗と体温でシワになりやすいです。
ぬくもりが残っているうちにハンガーにかけましょう。
着物の下に長じゅばんを着ている場合は、長じゅばんも干しましょう。
参考までに楽天に出店しているのなごみやの詳細を貼っておきます。どんなものかご覧ください。
【STEP2:チリ・ホコリをはらう】
柔らかい綺麗なタオルで着物の表面を撫で、チリ・ホコリをはらいます。刺繍などデリケートな部分は避けるようにしましょう。
はな
着物を脱いだ後は乾かす物だらけです。しっかり乾いているか不安な方は翌日片付けましょう。
着物や長じゅばん以外にも帯・帯揚げ・草履や下駄がありますね。そういった小物も干しておきましょう。
【帯】
ぬくもりが無くならないうちにシワを伸ばしましょう。ズボンをハンガーにかける時のように洋服のハンガーに通して湿気を取ります。
はな
帯は二つ折りにしてハンガーなどにかけてもOKです。
【小物】
着付けに使った小物(ヒモ・伊達締め・帯揚げ・帯締めなど)もしっかり湿気を取る為に干しましょう。
【草履】
履き物 草履も履いた後は、風通しのよい場所で陰干しする必要があります。 雨の日に使用した場合は、後日天気の良い日に裏面を上にして干し、よく乾かしてから汚れを落とします。
汚れや湿気を放置しておくと、カビの原因になります。注意しましょう。
シミ・カビが発生してしまいます。
原因は、ほとんどが「湿気」と言えます。 タンスにしまったまま、湿気の多い季節には特に気をつけましょう。
湿気がこもりやすいというのもカビの原因のひとつです。
目に見えるシミはすぐにクリーニングなどに出しますが、汗ジミなど目に見えないシミの場合、「一度しか着てないし」とそのままタンスにしまい、数年後、シミやカビが発生している事があります。
頻繁に使う場合は皮脂汚れが付きやすい長じゅばんの半衿の手入れをしましょう。半衿がとれるようになっている場合は洗濯をしましょう。
乾かしている間に半衿の付け替えができるように半衿を用意しておくことがおすすめです。
半衿が絹の場合はクリーニングに出しましょう。
シミや汚れがついてしまった時は、すぐにクリーニングに出した方が良いのですが、目立った汚れがない場合はシーズンが変わる時期を目安にクリーニングに出しましょう。
振袖は特別な用事がない限りはしばらく着ないことが多い着物代表といえますね。
次いつ着るかわからない場合はクリーニングに出してからしまって下さい。
着物は目に見えない汗などの汚れが原因でシミになってしまうものもあります。シミになる前に綺麗に汚れを落とすことが大切です。綺麗な状態で保管しましょう。
着物を脱いだ時の手入れをしっかりおこない、湿気を逃がし、綺麗な状態をキープしましょう。
また、汚れやシミを見つけた時はすぐにクリーニングに出しましょう。
はな
汚れを付けてしまった時は洗ったり、こすったりしないで下さい。
長く大切に着ていきましょう。
ひとり哲学「結婚しても孤独は終わらない。」
ひとりタイプ:ストイック
1986年7月19日生まれ(35歳)
趣味:和装・社交ダンス・その他
付き合い始め~結婚した後もひとり時間と二人の時間のバランスが大切です。
高校・大学を通し服飾(座学・技術)を学ぶ。
元ファッションアドバイザー
自分で浴衣・街着着物・ウールアンサンブル・振袖を縫い、成人式には自分で作って着物で参加。
着物のいろはについてわかりやすく解説していきます。