【復元の最終手段?】iPhone・DFUモードの手順や方法を解説

記事更新日: 2020/08/14

ライター: TJ

 

はあ、何をしてもiPhoneが固まって動かない…

 

もうできることはないのかな?

TJ

自分でできる最終手段「DFUモード」が残っています。

これでダメなら、お金と時間をかけて業者へ持っていくしかありません。

この記事を書いた人
投資マニア  TJ  30代
投資マニア兼FP(ファイナンシャルプランナー)兼格安SIMアドバイザー。
普段は格安SIMをはじめとするお金に関する相談を有料で受けている。
「自分でできることは自分でする」がモットー。

TJ

ただし、いきなりDFUモードを実施するのはやめて下さい。

以下の記事を読んで、解決しなかった時だけDFUモードを使うようにして下さい。

この記事でわかること
  • DFUモードとは?
  • DFUモード実施前の準備
  • DFUモードの手順
  • 復元できなかった時にオススメの業者

各ボタンから見たい項目にジャンプできるようにしてあります。

ぜひご活用ください!

※本記事に載せているiPhoneの画面はOSバージョン13.5.1のものです

※iOSのバージョンが最新でないと使えない機能もあります

DFUモードとは?

TJ

DFUモードとはiPhoneが正常に動かなくなった時に使用するモードです。

リカバリーモードに似ていますが、iPhoneの制御を無視して動かす点の他、以下の点が異なります。

  • リカバリーモードより強力
  • iPhoneの中身が確実に初期化される(=データが消える)
  • Apple公式の機能ではない(=以後の保証が受けられない可能性)

DFUモード実施前の準備

TJ

DFUモードに入る前に、絶対にバックアップを取りましょう。

すでにiPhoneが操作不能な場合は仕方ありませんが、、

バックアップを取っていないとiPhoneが初期化されてデータが完全に消えてしまいますので、定期的にバックアップを取ることをオススメします

もしバックアップがあれば、バックアップデータを使って、ある程度復元が可能です。

機種ごとのDFUモードの操作手順

TJ

DFUモードは機種ごとに操作方法が異なります。

それぞれについて解説していきます。

iPhone8以降

■iPhone/8/8 Plus/X/XR/XS/MS Max/11/11 Pro/11 Pro Max/SE(第2世代)

  • 電源ONの状態でパソコンに接続する
  • 音量UPボタンを一瞬押して、音量DOWNボタンを一瞬押す
  • 電源ボタンを長押しする
  • 画面が黒くなったら電源ボタンを押したまま、音量DOWNボタンを5秒ほど長押しする
  • 電源ボタンから手を離し、音量DOWNボタンを押し続ける
  • パソコン画面に「iPhoneを復元」が出たらボタンから手を離し、次のステップへ

iPhone7シリーズ

■iPhone/7/7 Plus

  • 電源が切れた状態でパソコンに接続し、電源ボタンの長押しで電源をONにする
  • Appleのロゴが出たら電源ボタンと音量DOWNボタンを同時に長押しする
  • 画面が黒くなったら電源ボタンから手を離し、音量DOWNボタンは押し続ける
  • パソコン画面に「iPhoneを復元」が出たらボタンから手を離し、次のステップへ

iPhone6sまで

■iPhone初代/3/3Gs/4/4s/5/5c/5s/6/6 Plus/6s/6s Plus/SE

  • 電源が切れた状態でパソコンに接続し、電源ボタンの長押しで電源をONにする
  • Appleのロゴが出たら電源ボタンとホームボタンを同時に長押しする
  • 画面が黒くなったら電源ボタンから手を離し、ホームボタンは押し続ける
  • パソコン画面に「iPhoneを復元」が出たらボタンから手を離し、次のステップへ

DFUモードに入ったら

TJ

うまくDFUモードに入ると、パソコン画面から「iPhoneを復元」が選択可能になります。

そして「iPhoneを復元」を選択して下さい。

  • 復元はiPhoneを初期化(=データが消える)し、新たにiOSをインストールすることです

TJ

復元に成功すると、iOSは最新のものが入っていますが、アプリ等は初期設定に戻されてしまいます。

つまり、「動くようにはなるけど必要なものがない」状態です。

 

そうしたら、また初めから入れるしかないのか…

1日潰れるな…

TJ

ここでバックアップが役に立ちます。

動くようになったiPhoneにバックアップデータを上書きし、エラーが起こる前の状態に戻すことが可能です。

 

なるほどね!

完全には戻らなくてもバックアップを取った時点までは戻せるのね。

TJ

そうなんです。

なので普段から口酸っぱく「定期的なバックアップを」と言っているんです。

バックアップからデータを復元する方法は別記事を作成中です。

関連記事

iPhoneをバックアップから復元する方法

近日公開予定

直らなかった時は

DFUモードで直らなければ、業者に修理依頼するしか方法が残っていません。

TJ

問題が起こった時に、いきなり業者に持っていけばすぐに解決するかも知れません。

しかし、営業時間や費用の問題もあるのでできるだけ自分で解決したいですよね。

 

ちなみに業者に修理を依頼するとどれくらいの時間と費用がかかるの?

TJ

重症度合いや機種にもよりますが、最長1週間ほどかかり費用は3,000円〜7万円くらいと幅が広いです。

 

え…そんなにかかるんだ。

場合によっては新しいiPhone買えそう。

TJ

しかも中には悪質な業者がいるのが厄介です。

 

それじゃあ一体どうすれば…

TJ

最も確実なのはAppleStoreに持ち込むことです。

外傷(落下痕、水没の形跡、液晶割れ)がなければ、無償で交換してくれる可能性があります

もしくは以下の資格・認定を持った近くの業者に頼むのも良いです。

  • 総務省登録修理業者
  • Apple正規サービスプロバイダ
  • AppleCare認定資格者

TJ

上記資格を持った主な業者は以下の通りです。

これらの業者は実績も多数あるので、安心して依頼できます。
コラム:AppleCareについて

TJ

Appleの公式保証である「AppleCare+」は保証範囲が広いです。

特に最新機種を買った方は加入するとお得になる可能性があります。

※加入はiPhone端末の購入から30日以内のみ可能

TJ

加入料金が高い…と思う方は未加入でも十分です。

保証範囲は自然故障のみですが、新品で購入した全てのiPhoneに1年間無料で保証が付きます

AppleCare+加入のメリットは以下の通りです。

  • 2年間で2回まで修理を格安で受けられる
  • プランによっては盗難も保証

まとめ

 

教えてもらったDFUモードでこれまで通り動くようになったみたいね!

 

でも定期的にバックアップ取って無かったから、元に戻すのが結構大変だったよ。

これからは定期的にバックアップを取っておこう。

TJ

いつも肌身離さず持っているiPhoneに不具合が出ると、非常にストレスですよね。

普段からトラブル時の対応を知っていると、周りから一目置かれるかも⁉︎

この記事を書いたライター

TJ

ひとり哲学「人に合わせるほどムダな時間の使い方はない」

ひとりタイプ:ストイック

生年月日:1989年11月21日O型

趣味:投資、カメラ、旅行、乗馬

生粋の投資マニアで、収入のほとんどを投資している。

貯金0から5年で純資産◯千万円(ヒミツ)を達成し、ほぼ全てを投資中。

FP、格安SIMアドバイザーの仕事もしている。

この記事に関連するラベル

ページトップへ