美術品の保管はトランクルームにお任せ⁉︎メリットや費用も解説!

記事更新日: 2021/01/23

ライター: TJ

美術品を集めるのが趣味の方は、このような悩みに直面したことはありませんか?

  • 欲しいものがあるが、保管する場所がなく諦めた
  • できるだけ良い状態で保存したい
  • 家に置いておくのはリスクが高い

TJ

そんな時はトランクルームを借りてはどうでしょうか?

選び方さえ間違えなければ、美術品を良い状態で保管することが可能です。

この記事を書いた人
投資マニア  TJ  30代
投資マニア兼FP(ファイナンシャルプランナー)兼格安SIMアドバイザー。
普段はお金に関する相談を有料で受けている。(本サイトは無料です)
相談者に片付けられない悩みを持つ人が多いことに気付き、トランクルームを提案しようと思うもド素人。
そこで25社以上のトランクルーム運営会社や周辺情報を必死に調査した。

 

え、トランクルーム?

そんなところに保存したらカビだらけになっちゃうんじゃないの?

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と思った方は、トランクルーム=道路脇で見かけるようなコンテナを想像していませんか?

確かに上の写真のようなものもトランクルームに分類されますが、美術品の保管には向きません。

ですが、中には美術品専用のトランクルームもあります。

引用:寺田倉庫HP

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このようなサービスを使えば、冒頭に挙げた悩み事を解消できます。

代表的な美術品保管サービスも紹介しますので、ぜひ最後までご覧ください。

この記事でわかること
  • 美術品を良い状態で保存するには?
  • トランクルームで美術品を保管するメリット
  • 美術品専用トランクルームの選び方は?
  • 費用はどれくらいかかる?
  • おすすめサービス紹介

美術品を良い状態で保存するには?

一言で美術品と言っても、様々な美術品があります。

■美術品の例

  • 絵画
  • 書画
  • 彫刻
  • 工芸品
  • 骨董品

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上記の美術品は材質は異なりますが、良い状態で保存するために必要な項目は共通しています。

■美術品を良い状態で保存できる条件

  • 温度20〜24℃
  • 湿度60%以下
  • 日光や蛍光灯(紫外線)に当てない
  • 匂いのあるものと一緒に置かない

結論から言ってしまうと、このような条件を一般家庭で満たすのはかなり難しいです

その理由を美術品に与える影響とともに解説します。

温度・湿度

一般的に美術品は温度が20〜24℃、湿度が60%以下の範囲が適していると言われています。

ですが、ご存知の通り日本は気候の変動が大きいため、1年を通して上記の条件を満たすには常に空調が必要です。

また、空調を使うと湿度が下がりすぎてしまうため、加湿器の併用も必須となります。

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温度変化が大きいと材質の伸び縮みによる劣化が起こります。

湿度は高すぎるとカビの発生、低すぎるとひび割れの原因となります。

日光や蛍光灯(紫外線)

温度や湿度の他にも、紫外線にも気を付ける必要があります。

紫外線は目に見えませんが、非常に大きなエネルギーを持っており、美術品にゆっくりと確実にダメージを与えます。

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部屋に置いてあった本やポスターがいつの間にか黄ばんでしまった経験はありませんか?

これも紫外線による影響です。

紫外線を避けるには、遮光カーテン、扉の奥にしまう、箱に入れる等の対策が考えられます。

しかし、温度や湿度が高くなりやすくなりますので、カビ対策はしっかりとしておきましょう。

ちなみに、LEDは紫外線や熱を生じないため、美術品に優しい照明です。

匂いのあるものと一緒に置かない

こちらも家で保管する際には気をつけたい点です。

紙や土でできた美術品は匂い成分を吸着しやすく、注意が必要です。

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大切な掛け軸からカレー臭がする…となったら後悔しますよね。

特に料理や食品の匂いは強いので、キッチンの近くでは保管しないようにしましょう。

匂い対策と言う点では、竹炭が比較的長い間使えてオススメです。

コラム:竹炭について

竹炭とは、竹を焼いて作った炭のことで、主に以下のような効能があります。

  • 土壌改善
  • 水の浄化
  • 湿度調整
  • 抗菌
  • 消臭
  • 電磁波の吸収
  • 建材等に使われる有害物質(ホルムアルデヒド)の吸収

これらの効能は、主に良質な竹を焼いた時にできる無数の穴によるものです。

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この穴に匂いや水分・汚れが吸着されます。

ドライヤーや日光等で外部からエネルギーを与えると吸着したものを放出し、機能が復活するので長く使えます。

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ここまでお伝えしたように、一般家庭で美術品を良い状態で保存するには相当の手間がかかります。

また、物が多くなってくると場所の問題も出てきます。

そこで美術品保管の目的でトランクルームを借りることが候補に挙がってきます。

トランクルームで美術品を保管するメリット

トランクルームで美術品を保管するメリットには以下のようなものがあります。

  • 広い保管場所が手に入る
  • 美術品を保管する環境が整っている
  • セキュリティがしっかりしている
  • 動産保険に安く加入できるケースも

環境管理の手間が省けることと、セキュリティがしっかりしていることが大きなメリットです。

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ただし、しっかりとしたトランクルームを選ばないとメリットが得られません。

次の章で良いトランクルームの選び方を解説します。

美術品専用トランクルームの選び方は?

トランクルームを選ぶ際は、最低限以下の点のチェックをしておきましょう。

  • 温度や湿度のコントロール精度
  • セキュリティ(鍵や防犯カメラ等)
  • 火災対策(耐火、消火設備)
  • 地震対策(耐震/免震構造)
  • 照明設備
  • 停電時の電源持続時間
  • 保険適用条件(補償範囲)

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特に空調・消火設備・照明設備はよく見ておきたいところです。

なお、美術品を保管するなら屋内型トランクルーム一択です。

屋内型トランクルームの例

引用:QurazHP

空調

言うまでもありませんが、空調がしっかり効いていない場所は契約しないようにしましょう。

下見に行った際にどれくらい温度や湿度に幅があるのか、聞いておきましょう。

温度は±5℃、湿度は±10%程度を目安とすると良いでしょう。

消火設備

消火設備には、液体の消化剤を撒くものと不活性ガス(窒素や二酸化炭素等)を噴出するタイプがあります。

液体の消化剤を撒くタイプが一般的ですが、美術品が濡れてしまうと台無しになります。

従って、不活性ガスを用いた消火設備なのかは非常に重要です。

照明設備

照明設備に関しては先ほどもお伝えしましたが、紫外線を発しないLED照明を導入している場所の方がいいです。

蛍光灯を使っている場所でも箱に入れれば中身の劣化は抑えられますが、外箱は劣化してしまいます。

ロッカータイプ?宅配タイプ?

美術品専用トランクルームにはロッカータイプと宅配タイプの2つのタイプがあります。

自分がどちらが適しているのかは、十分に確認しておく必要があります。

  • 24時間自分で好きな時間に出し入れしたい
    →ロッカータイプ
  • 保管から配達まで業者にお任せしたい
    →宅配タイプ

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美術品の場合、基本的にロッカータイプのみのサービス提供です。

宅配タイプを選びたいのであれば、寺田倉庫に限られます。

ロッカータイプ

■このタイプがオススメの人

  • 保管したい美術品の数が多い場合
  • 24時間自分の好きなタイミングで出し入れしたい

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このタイプはスペースが許す限り、いくつ預けても料金が同じことが大きなメリットです。

宅配タイプ

■このタイプがオススメの人

  • 車等の移動手段がない
  • 預けたい美術品が少ない
  • 頻繁に出し入れしない
  • データベースを作りたい

ロッカータイプと違い、何か作業(搬入やビューイングルームでの閲覧等)をする度に作業料がかかります。

従って、このタイプは出し入れや閲覧の頻度が高いとコスパが非常に悪くなります

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預けた美術品をデータベース化してくれるサービスは斬新です。

費用はどれくらいかかる?

どの会社でどの程度の保管するかによっても違いますが、寺田倉庫(ロッカータイプ宅配タイプ)の一例を出すと大まかにこれくらいの費用がかかります。

もちろん1区画を複数人でシェアして契約することも問題ありません。

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気の合う美術品仲間なんて素敵ですね!

ちなみに、美術品専用でなくても屋内型トランクルームなら割安に保管可能です。

大きさや場所にもよりますが、一番小さいサイズで6,000円/月程度で借りることができます。

ただし、温度湿度コントロールや蛍光灯の観点で保管の質は下がります。

引用:QurazHP

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維持費が高すぎると新しいものを買えなくなってしまうので、自分が納得できる保管の質と料金のバランスを見つけましょう。

トランクルームは数多くありますが、筆者のオススメはQuraz(キュラーズ)です。

最大手のトランクルーム運営会社で、清潔感もあり、セキュリティーもしっかりしています。

おすすめサービス紹介!

では続いて、美術品専用の保管サービスを提供している代表的な3社を紹介します。

寺田倉庫

寺田倉庫は1950年創業の老舗です。

美術品以外にも、トランクルームのminikura、ワインを保管するTERADA WINE STORAGE等の非常に多くのサービスを展開しています。

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ロッカータイプと宅配タイプの両方のサービスを展開しています。

やはり選択肢が多いのはいいですね。

利用料金イメージは以下の通りです。

何をするにも手数料が発生するのがデメリットですが、高級感があり、さすが最大手と言えます。

共進倉庫

共進倉庫は1971年創業で、契約者は無料でビューイングルームを使えることが特徴です。

国土交通省からも「優良トランクルーム」の認定を受けるほど、保管体制を徹底しています。

ロッカータイプのみの提供で、料金体系はこのようになっています。

機密文書やテープ/フィルム保管も行っている他、美術品の修理・クリーニングも行っています。

山九

山九は創業が1918年で100年企業です。

東証1部に上場しており、物流や工場建設を事業として行っています。

ロッカータイプのみの提供です。

 

まとめ

TJ

今回はトランクルームでの美術品の保管についてお話ししました。

トランクルームを選ぶ際は、以下の点に注意して選びましょう。

  • 温度や湿度のコントロール精度
  • セキュリティ(鍵や防犯カメラ等)
  • 火災対策(耐火、消火設備)
  • 地震対策(耐震/免震構造)
  • 照明設備
  • 停電時の電源持続時間
  • 保険適用条件(補償範囲)

美術品専用トランクルームにはロッカータイプと宅配タイプがあり、以下の基準で選ぶと良いです。

  • 24時間自分で好きな時間に出し入れしたい
    →ロッカータイプ
  • 保管から配達まで業者にお任せしたい
    →宅配タイプ

TJ

状態よく保管できて初めて価値を発揮する美術品、大切にしたいですよね?

トランクルームは非常に良い選択肢です。

この記事を書いたライター

TJ

生粋の投資マニア。

幼少期の経験が原因でお金大好き。

収入のほとんどを投資している。

貯金0から5年で純資産◯千万円(ヒミツ)を達成し、ほぼ全てを投資中。

FP、格安SIMアドバイザーの仕事もしている。

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