安いワインは体に悪い?悪酔いを予防する基本的で簡単な方法

記事更新日: 2021/12/19

ライター: まつり

この記事でわかること
  • 高いワインと安いワインの違い
  • 安いワインでも健康に悪影響はない
  • 悪酔いしやすいなら飲み方を変えよう

この記事を読んでいる人の中には

・安いワインはすぐ酔っちゃう気がする
・そもそも安いワイン健康的に大丈夫なのかな?

と思っている人もいるのではないでしょうか?

まつり

ワインはポリフェノールとか入っていて、ビールとかに比べて、健康効果があるって聞いたことがある。

でも安いワインて健康なのかな・・・

グルメ大好き女子
まつり

東京一人暮らしの独身女性で、仕事に追われがちな生活をしている。
プライベートでは趣味であるひとり旅やグルメを楽しみつつ、浪費を控え、節約を意識している。
節約はしても、好きな食にはこだわりたいという思いから、安くて美味しいワインを最近では探求中。

高級なワインが世の中にはある一方で、最近ではコンビニとかスーパーで500円や1,000円以内で入手できるワインも増えてきています。

安いワインも健康に良いのか、ワインの添加物は体に悪影響を及ぼさないのか気にする人も多いです。

まつり

ワインのラベルを見ると、酸化防腐剤が入っていますが、なんか体に悪い影響があるんじゃない?

と思ってしまいます。

▼ワインには酸化防止剤(亜硫酸塩)が含まれています。

安いワインの体への影響に関して、結論からいうと、

①安いワインと高いワインでポリフェノールの量は違ってくる場合もある
②安いワインでも過剰な酸化防腐剤は入っておらず、健康被害の心配はない

安いワインだからといって、体に悪いわけではないですが、安いワインを飲むと頭痛や悪酔いするように感じている人は飲む量の調節やチェイサーを導入しましょう。

まつり

なるほど、飲む量の調節は最もですね。

この記事では安いワインと高いワインの違いを紹介していきます。

安いワインを気軽に飲みたい人も健康への悪影響を気にせず、楽しみましょう。

安いワインは悪酔いしやすく、体に悪い?

安いワインは体に悪いといった内容やひどい頭痛になるといったことは色々なところで耳にします。

SNS上でも以下のような口コミが見られました。

 

まつり

安いワインで頭痛くなるっていう人多いな・・・

・安いワインは悪酔いしたり、頭が痛くなる人も多い
・安いだけに健康に悪い成分でも入ってるんじゃないのかな?

と感じてしまうかもしれませんが、安いからワイン自体が粗悪で、健康への影響があるわけではありません。

まつり

私も500円で購入できるワインとか飲んだりしますが、頭痛になることはほぼないです。

安いワインの一部には高いワインと異なる製法で作られるものがあり、健康効果のあるポリフェノールが少ない場合があります。

しかし、頭痛につながる影響はないです。

頭痛になるのは安いからこそ、遠慮せずに飲み過ぎることが原因の可能性もあります。

安いワインと高いワインの違い

安いワインは悪酔いしたり、頭痛が起こりやすくなるといった口コミが多いですが、実際には安いワインと高いワインは何が違うのかを解説していきます。

安いワインがなぜ安いのか、製法の違いから安いワインが健康的な影響があるのかに着目してみてください。

この章では以下の3つの観点から解説していきます。

安いワインと高いワインの違いの3つの観点

  • 一般的なワインの製法
  • 安いワインの一部異なる製法
  • 安いワインが安い理由

一般的なワインの製法

安いワインも高いワインも製法は一般的に変わりはありません。

どちらもブドウを絞った果汁をアルコール発酵させて製造しているのがワインです。

赤ワインの生成方法を簡単に図で紹介します。

①収穫した黒ブドウを破砕して、果皮・種・実ごと発酵槽に入れる。
②酵母を入れて、アルコール発酵(糖分がアルコールに変わる)。
 ここで数日以上かけてポリフェノールが抽出される。
③圧搾して固形物とワインになる液体の部分を分離。
④抽出したワインを樽に入れ醸成。

まつり

このような方法でワインが作られるんですね。

ワインを作る工程は安いワインでも高いワインでも変わりはなく、一般的には上記の方法になっています。

そして上記の方法で作られているワインはブドウからアルコール発酵される際に、健康効果のあるポリフェノールが抽出されます。

製法が同じであれば、ポリフェノールの量が極端に少ないということは起こり得ないです。

まつり

なるほど!

でもよくよく調べると、安いワインでも違う製法でつくらているものもあるそうなんです。

違う製法で作られている一部の安いワインに関しては次で解説します。

安いワインの一部の製法

安いワインの中でもコンビニやスーパーで売られているような1本500円を切るようなワイン

「安くワインを楽しめてお得。でも味とか添加物とか健康への影響大丈夫かな?」と思ってしまう人もいるのではないでしょうか?

安いワインでも基本的には高いワインと同じ製法なのですが、500円を切るようなワインの中では一部製法が違うものがあります。

まつり

どう違うんだろう?

健康への影響も変わってくるのかな?

■一部の安いワインの製法とは
低価格のワインの製法は生産されたブドウを現地で濃縮ジュースにして、濃縮された状態で日本に輸入されます。
そして濃縮ジュースを日本国内で酵母を入れて発酵し、ウィンとして醸成させるといった方法をとっています。

まつり

違いはブドウを破砕して発酵させているか、濃縮ジュースにして発酵させているかってことですね。

濃縮ジュースは非常に安く、この製法で作られたワインは500円以下のワンコインで購入できる金額に設定されています。

しかし、通常の製法で醸成されるワインよりもこの製法ではポリフェノールの抽出量が少ないのが、デメリットです。

デメリットとはいえ、健康への悪影響や頭痛に至るようなものではありません。

しかし、通常の製法と比較すると健康効果が低くなることは事実なので、注意が必要です。

通常製法の安いワインもある

安いワインは一部濃縮ジュースにしてから、日本で発酵させワインが出来上がると説明をしました。

そして濃縮ジュースを発酵する際に抽出されるポリフェノールの量は少ない。

ではやはり、安いワインは健康効果は低くなってしまうと思う人も多いでしょう。

まつり

ポリフェノールが少ないと、安いワインが体には良くないと思ってしまいます。

しかし安いワインでも通常の製法で作られるワインもあります。

通常の製法で作られていて、なぜワインの金額を安く設定できるのか?

 

それは、チリやアルゼンチンなどの南米で生産されているワインはフランスやイタリアなどと比べて、

・ブドウが安く購入できる
・人件費が安い

といった理由から500〜1,000円以内で購入できるレベルの安いワインを醸成することができます。

そして通常通り醸成されているので、ポリフェノールの量も少なくなっておらず、健康効果も問題ありません。

まつり

濃縮ジュースにしたワインよりも、通常の製法で作られている安いワインの方がいいですね。

安いワインだからといって決して体に悪くない

安いワインの中には濃縮ジュースにされているものも一部ありますが、安いワイン全てが体に悪いわけではなく、また頭痛や悪酔いする成分が含まれていないです。

この章ではワインに含まれる健康に対する影響があるものに関して解説していきます。

以下の3点に着目していきます。

ワインに含まれる健康への影響があるものについて

  • 高いワインも安いワインも酸化防止剤は入っている
  • 酸化防止剤は減少傾向
  • ポリフェノールの量が少ない安いワインもある

高いワインも安いワインも酸化防止剤は入っている

高いワインも安いワインも基本的には酸化防止剤が含まれています。

「酸化防止剤は健康への悪影響がありそう」と考える人も多いかもしれませんが、酸化防止剤である亜硫酸塩のワインに含めることができる量を厚生労働省で規定しています。

国で規定している量を超えなければ、酸化防止剤で健康への影響が出る心配はありません。

まつり

高いワインにも安いワインにも入っているなら、あまり気にする必要はないですね。

最近では酸化防止剤無添加の価格の安いワインも販売されていて、酸化防止剤は減少傾向にあります。

消費者のニーズとしては添加物が少ないものやオーガニック思考も強まっているので、ニーズに合わせた動きになってきています。

まつり

より健康的なワインの醸成を目指しているといえますね。

ポリフェノールの量が少ない安いワインもある

安いワインの一部では通常の製法と異なった濃縮ジュースからの発酵によってポリフェノールの量が少なくなってしまいます。

ワインはポリフェノールが入っていることで健康にも良いとされているお酒です。

そのポリフェノールが少なくなるということは、健康効果が薄まってしまうということです。

まつり

ワインは健康的なお酒とよく聞いていたので、どうせならポリフェノールがしっかり入った健康的なものを飲みたいです。

ワインを飲みつつも、健康意識も持っていたい人は通常製法のワインを飲むことをおすすめします。

濃縮ジュースかどうかの見極め方は、販売されているワインの裏面のラベルを確認してみましょう。

濃縮ジュースや輸入されたブドウ果汁が使われていることが書かれているものは、濃縮ジュースから作られているワインです。

悪酔いを防ぐために

安いワインでは一部ポリフェノールが少ないことによって健康効果が薄れるものもあることはお伝えしましたが、頭痛や悪酔いの原因にはなりません。

添加剤である酸化防止剤も高いワインと安いワイン両方に入っていますが、最近ではニーズに合わせて減少傾向であり、健康への大きな影響はないといえます。

しかしそれでも悪酔いすると感じる人は悪酔いを防ぐためにどんなことに気をつければ良いかをこの章では紹介していきます。

飲む量を抑える

悪酔いを防ぐためにするべきこととして、飲む量を少なくするようにしましょう。

ワインはアルコール濃度がおおよそ10%ほどあります。

まつり

ビールやハイボールに比べてもアルコール濃度が高いですよね。

飲み過ぎ注意!

アルコール濃度は高いほど酔いやすくなっています。

またワインが美味しく、アルコール間に対して苦手さもなく、どんどん飲んでしまうといった人は気づいた時にアルコールがまわってしまい、頭痛や悪酔いしていると感じがちです。

さらに高いワインに比べて、安いワインは購入した時の金額をそんなに気にしないので、グビグビ飲める人は注意が必要です。

まつり

自分にとっての適量で抑えておくことで、頭痛や悪酔いも防ぐことができるってことですね。

チェイサーを準備する

ワインを飲むとどうしても酔ってしまう人は、間でお水を飲むことも大切です。

水を飲むことで、体の中に入れたお酒のアルコール濃度を薄めることができます。

体にとってもアルコール濃度は濃いより薄い方が良いです。

まつり

お酒を飲んだ後にお水を飲むのと同じ効果がありそうですね。

お水をワインを飲んでいる間にも都度飲むためにチェイサーを準備しておきましょう。

ワインを飲み終わってからお水を飲もうと思っていても、既に悪酔いしてしまっている可能性もあります。

最後まで元気でいるためには、ワインを飲んでいる間からチェイサーでお水を飲んでおくことが大切です。

この記事を書いたライター

まつり

ひとり哲学「誰かといてもつまらなければ独り」
ひとりタイプ:流れる雲
1997年3月生まれ(24歳)
関西出身・東京一人暮らし
趣味:ひとり旅、グルメ旅
ひとりでも好きがあれば人生楽しい。

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