皆さんはふるさと納税をうまく使っていますか?
お世話になった故郷への恩返しや頑張っている自治体を応援するという納税もアリですが、せっかくなら返礼品もしっかりいただきたいですよね。
ふるさと納税は今現在納めている税金に実質2,000円をプラスして払うだけで2,000円以上の価値の返礼品がもらえます。ふるさと納税の返礼品ってどんなものがあるか知っていますか?返礼品の中には私たちが良く消費している生活必需品が数多く存在しています。
毎年税金を納めているのに、目に見える形で何も返ってこないと、損した気分になりませんか?
そんな人はいつも納めている税金をおいしいお米にかえてみるのがおすすめです。
ふるさと納税の返礼品の中には特Aランクのお米も混ざっており、上手く選べばおいしいお米が実質2,000円で食べられます。
この記事では、そうした特Aランクのお米の返礼品をご紹介します。
きゃんゆー
ちなみに私は毎年こんな感じにふるさと納税で山形の美味しいお米を定期便で20kgいただいています。
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さて、せっかくもらえるなら美味しいお米をもらいたいですよね。
皆さんはお米の美味しさってどんな評価があるのかご存知ですか?
一番わかりやすいのはランク!
「特Aランク」なんていうスーパーでの謳い文句を目にすることも多いと思います。
では、このランクってどうやって決まっているかご存知ですか?
お米は農水省や農協とは別の第三者機関『日本穀物検定協会』という組織が米の『食味ランキング』というものを出しています。
試験の内容は炊飯した白飯を試食して評価する食味官能試験というものに基づいており、昭和46年産のお米から毎年行っているものです。
評価の項目は『外観』『香り』『味』『粘り』『硬さ』『総合評価』の6項目になります。
複数産地のコシヒカリのブレンド米を基準として、同等のものを『A’』、基準米より特に良いものを『特A』、良いものを『A』、やや劣るものを『B』、劣るものを『B'』としています。
2018年度は有名な魚沼産のコシヒカリが最高評価の特Aから陥落したというニュースも流れました。毎年2月頃になるとこういった報道がされます。
そういった食味ランキングで最上級の『特A』と評価されたお米はどんなものがあるのか?表を作りました。
毎年新しいお米が特Aランクを取るなど、今では多くのブランド米が出てきています。
今ではたくさんのブランド米が出てきていますが、代表的なものを大まかな特徴別に分けてみました。
味に関する部分は個人差があるのですが、お米を選ぶ際に参考にしてみてください。
粘り気が強く、もっちりとした食感のお米
コシヒカリ、ゆめぴりか、あきたこまち、はえぬき
パラっとした食感、サラッとした食感のお米
つや姫、ササニシキ、さがびより
バランスが良いお米
ななつぼし、ヒノヒカリ、夢つくし
文章だけだとわかりづらいと思いますので、『どんな料理に適しているか』という観点でわかりやすいように表にまとめてみました。
さすがに日本のお米なのでほとんどのお米が和食に合うように作られていますね。お弁当やおにぎりに合う冷めても美味しいお米も多く存在します。
ふるさと納税のお米には無洗米も多く出ています。通常のお米とは炊き方などが違うので注意しましょう。
無洗米は文字通り洗う必要がないお米です。
通常のお米は炊く前に必ず水でお米を研いで「肌糠(はだぬか)」という層を取り除く作業があります。しかし、無洗米の場合はその肌糠が取り除かれている状態なので、お米を研ぐ必要がありません。この肌糠、取り除かないと臭いが残り炊きあがりがバサバサしてしまうので注意が必要です。なお、無洗米はお米を研ぐ作業が不要なので、お米に含まれている水溶性のビタミンは多く残ることになります。
お米を炊く際は通常のお米と比べて肌糠の分実質5%ほど量が増え(通常米だとどうしても肌糠が残り)ますので、少し多めの水(大さじ1~2杯プラス)で炊く必要があります。
お米の賞味期限って知っていますか?
実はお米には精米年月日が記載されているのみで賞味期限や消費期限は記載されていません。
お米は基本的に冷暗所での保管となっており、季節や家庭の環境によって保管可能な日数が変わってしまうからなのですが、大体、秋冬で2か月、春夏で1か月が目安とされています。
私たちの主食であるお米。ほぼ毎日食べているのでたくさん消費しますよね。せっかくふるさと納税で頼むなら量が多い方が良いです。
でも、ちょっと待って!そんなにたくさん保存できますか?すぐに消費できますか?
先ほどお米の賞味期限の話をしましたが、お米にも鮮度があるので、一気に届いたら食べきれずにまずくなってしまいますよね。
最近ではそういった事態も考慮して毎月定期的に数カ月お米を送ってくれる自治体もあるんです。便利になりましたね。
ここではそんな便利な定期便を中心に特Aランクに指定された地域の品種を厳選しておすすめします。
北海道のゆめぴりかはマツコデラックスさんを始め色々な有名人が出ていたCMでも有名ですね。
銘柄の由来は、「日本一おいしい米を」という北海道民の「夢」とアイヌ語で美しいを意味する「ピリカ」を合わせて名付けられました。
7年連続の特Aランク獲得で非常に信頼性が高く、平成24年産はANAの国際線ファーストクラスの機内食として採用されました。
味はアミロースという成分が低く、粘りがあり、低いほどやわらかいとされるタンパク質も比較的低くいので、炊きあがりがやわらかく、つやがあります。
30,000円寄付すると毎月5kg×2袋が3か月間送られてきます。ゆめぴりかは30kgで13,000円~14,000円しますので、2,000円の負担とすると実質約11,000円~12,000円お得です。
深川市のふるさと納税の使い道
(1)子育てを応援 (2)特産品を育む (3)まちなかの活性化 (4)廃校施設を再生 (5)市長におまかせ
ななつぼしという名前には、「空気が綺麗で星が美しく見える北海道での北斗七星のようにきらきらと輝いてほしい」という願いが込められているのだそうです。
8年連続の特Aランクを取り続けている素晴らしいお米でこちらも2013年のANAのビジネスクラスの機内食に採用されました。
粘りや甘みのバランスが良く、冷えても美味しく食べられます。
23,000円寄付すると毎月5kg×1袋が3か月間送られてきます。ななつぼしは15kgで5,000円~6,500円しますので、2,000円の負担とすると実質3,000円~4,500円お得です。
厚真町のふるさと納税の使い道
(1)あつま次世代開拓民育成プロジェクト (2)あつまの農業経営者育成プロジェクト (3)本気で取り組む放課後プロジェクト (4)ママと赤ちゃんの笑顔プロジェクト (5)いつでもおいでねあつまプロジェクト (6)魅力あるまちづくりに活用 (7)誰もが主役のあつま福祉プロジェクト
つや姫はお米の炊きあがりのつやと輝きのすばらしさからその名がつけられました。
デビューから毎年最高の特Aランクを獲得し続けているお米です。
粒ぞろいが良く、ほど良い硬さで、冷めても硬くはならず、甘みは変わらない美味しいお米です。
57,000円寄付すると『庄内産つや姫2kg×3袋』が毎月送られてきます。つや姫は30kgで20,000円~30,000円しますので、2,000円の負担とすると実質18,000円~28,000円のお得です。
庄内町のふるさと納税の使い道
(1)産業活力日本一のまちづくり構想 (2)子育て教育日本一のまちづくり構想 (3)健康長寿日本一のまちづくり構想 (4)安全・安心日本一のまちづくり構想 (5)環境共生日本一のまちづくり構想
あきたこまちは、秋田県雄勝町小野の里に生まれたと伝わる、小野小町にちなんでいます。美味しいお米として名声を得るようにとの願いを込めてつけられました。
旨みと甘味が強く、粘りと歯ごたえはほどほどというバランスが良いお米で、旨みが強いのに濃くないので、あっさりと食べられます。
50,000円寄付すると毎月5kg×1袋が3か月間送られてきます。あきたこまちは15kgで6,000円~8,000円しますので、2,000円の負担とすると実質4,000円~6,000円のお得です。
湯沢市のふるさと納税の使い道
(1) 賑わいのまちづくり事業 (2) 教育・子育て支援事業 (3) 健康福祉のまちづくり事業 (4) 地域文化の継承事業 (5) 地場産業の振興事業 (6) 市政全般(指定しない)
コシヒカリの名前の由来は、新潟県や福井県などの地域は昔「越の国」と呼ばれ、「越の国に光り輝く」という意味を込めて名付けられたそうです。
色、つや、香りの三拍子揃った最高級のお米です。味が濃いのでお米そのものを味わいたい人にはおススメです。
30,000円寄付すると毎月5kg×1袋が3か月間送られてきます。新潟のコシヒカリは15kgで5,000円~7,500円しますので、2,000円の負担とすると実質3,000円~5,500円のお得です。
長岡市のふるさと納税の使い道
(1)若者が活躍する元気な長岡のまちづくり (2)「米百俵のまち」長岡の人づくり (3)世界に誇る長岡の魅力発信と交流人口の拡大 (4)町長にお任せ
キヌヒカリは炊き上がりのごはんの色が白く、絹のようにつややかな米肌からその名がつけられました。
コシヒカリよりも粘りが少なく、さっぱりとした味わいでパラっとした口当たりです。
40,000円寄付すると毎月5kg×1袋が6か月間送られてきます。キヌヒカリは30kgで10,000円~14,000円しますので、2,000円の負担とすると実質8,000円~12,000円のお得です。
亀岡市のふるさと納税の使い道
(1)市長が市民とともに進めるまちづくり事業 (2)日本一子育てがしやすいまちをつくる事業 (3)花と緑の庭園都市(ガーデンシティ)を推進する事業 (4)天然記念物アユモドキの生息地の保護などの環境保全事業 (5)生涯学習を応援する事業 (6)心学の祖 石田梅岩を顕彰し、生誕地を整備する事業
「夢」には将来の夢や希望を、「つくし」には北部九州の古い地名である筑紫の国の意と、誠意をつくす、親切をつくすという意味をこめてその名が付けられました。
ほどよい粘り気に、しっかりとした歯ごたえの柔らかな食べ心地が絶品のお米で、甘味もほどよく、見た目の光沢も非常に美しく良質な味わいが特徴です。
30,000円寄付すると毎月4kg×1袋が5か月間送られてきます。夢つくしは20kgで9,000円~12,000円しますので、2,000円の負担とすると実質7,000円~10,000円のお得です。
築上町のふるさと納税の使い道
(1)芸術・文化の振興に関する事業 (2)環境の保全に関する事業 (3)福祉の増進及び衣料の確保に関する事業 (4)健康・教育・スポーツの振興に関する事業 (5)交通の発達及び改善に関する事業 (6)旧藏内邸の保存・活用に感する事業 (7)その他、産業振興等ふるさと活性化のために町長が必要と認める事業
夢しずくは、新世紀の佐賀米作りへの「夢」と、朝露に濡れる稲の新鮮なイメージの「しずく」から命名されました。
光沢があり、粘りもあるしっかりとしたお米で、自然の甘みが味わえる美味しいお米です。焼き魚などのおかずともよく合います。
15,000円寄付すると9kg×1袋が送られてきます。夢しずくは9kgで3,000円~5,000円しますので、2,000円の負担とすると実質1,000円~3,000円のお得です。
佐賀市のふるさと納税の使い道
(1)子どもの学びの環境を充実するために (2)子どもたちへの支援・応援のために (3)“バルーンのまち佐賀”推進のために (4)さが桜マラソン・スポーツ振興のために (5)街なかの祭り等を通した賑わいづくりのために (6)大隈重信記念館事業を推進するために (7)花とみどりあふれる美しい佐賀のために (8)ラムサール条約湿地の保全と活用のために (9)二酸化炭素を使いながら減らしていくために (10)環境に配慮したまちづくりと生活環境の保全ために (11)幕末産業遺産の保存・活用のために (12)伝統文化・遺跡等の保存・継承・振興のために (13)古湯映画祭等で賑わいづくりを (14)みつせ高原キャンペーン等で賑わいづくりを (15)佐賀空港北側の川副桜ロードのために (16)市民活動の応援のために (17)まちの環境整備・基盤整備のために (18)高齢者、障がい者福祉の充実のために (19)サガン鳥栖の応援のために (20)市長おまかせ(指定なし)
さがびよりは、気候が変動する中でも、笑顔で晴れやかな収穫の日を迎えられるようにという思いを込めて名付けられました。県民が手にとりやすいように佐賀の名前も入っています。
粒が大きく、コシが強くて適度にモチモチしています。甘味や香りが良く、冷めても美味しいのでお弁当やおにぎりに向いているお米です。
25,000円寄付すると毎月5kg×1袋が3か月間送られてきます。さがびよりは30kgで5,500円~7,000円しますので、2,000円の負担とすると実質3,500円~5,000円のお得です。
鹿島市のふるさと納税の使い道
(1) 産業の振興に関する事業 (2) 福祉・保健・医療の充実に関する事業 (3) 都市基盤の整備に関する事業 (4) 自然環境の保全に関する事業 (5) 安全・安心のまちづくりに関する事業 (6) 教育・文化の向上に関する事業 (7) 協働のまちづくりに関する事業 (8) 市長におまかせ(1~7を含め、市長が必要と認める事業に活用)
ヒノヒカリの名前の由来は、西日本(九州)の太陽を現す「日」と、光り輝くような米粒からきています。
味・粘り・香り共にバランスが良く、ふんわりとしたお米元来の風味を楽しめるお米で、味はそこまで濃くなく、粘りもそれほど強くないため、どんな料理にも良く合います。水加減で米の固さを調整できて便利なお米です。丼物や炊き込みご飯でもべチャッとした食感にならないのが特徴です。
50,000円寄付すると毎月3kg×1袋が5か月間送られてきます。ヒノヒカリは25kgで5,000円~8,000円しますので、2,000円の負担とすると実質3,000円~6,000円のお得です。
菊池市のふるさと納税の使い道
(1)平成28年熊本地震支援受付 (2)豊富な資源を活用する元気な産業づくり(産業と経済) (3)学び合いと地域が育む人づくり(教育と文化) (4)みんなで支えあう生涯にわたる安心づくり(保健と福祉) (5)自然の恵みを守る安全なまちづくり(自然環境と安全) (6)快適で便利に暮らせる基盤づくり(都市基盤と生活基盤) (7)市長に一任 (8)災害緊急支援
ヒノヒカリの名前の由来は、西日本(九州)の太陽を現す「日」と、光り輝くような米粒からきています。
味・粘り・香り共にバランスが良く、ふんわりとしたお米元来の風味を楽しめるお米で、味はそこまで濃くなく、粘りもそれほど強くないため、どんな料理にも良く合います。水加減で米の固さを調整できて便利なお米です。丼物や炊き込みご飯でもべチャッとした食感にならないのが特徴です。
50,000円寄付すると毎月4kg×2袋が5か月間送られてきます。ヒノヒカリは40kgで14,000円~19,000円しますので、2,000円の負担とすると実質12,000円~17,000円のお得です。
豊後大野市のふるさと納税の使い道
(1)豊後大野市の子どもの健全育成及び教育に関すること (2)豊後大野市の自然環境保全に関すること (3)豊後大野市の歴史・文化の育成・伝承に関すること (4)豊後大野市に一任
ふるさと納税の際には申込サイトの登録情報が使用されます。この情報が自分の住民票の情報と合っているか、確認しておく必要があります。
この登録が住民票の情報と違うと控除が受けられない場合がありますので注意しましょう。
申込サイトで1度登録すればそのまま利用できるので変わらない限り登録は1回限りで大丈夫です。
ふるさと納税の実施期限は特にありません。ただし、今年の控除分を使うには今年の12月31日までに寄付の申し込みを行ってください。
ワンストップ特例制度を使う場合、申し込みした後、翌年1月10までに申請書を送付する必要があります。
今年の12月31日に申込をして、ワンストップ特例制度の申請書を自分でサイトからダウンロードして記入し、申込をした自治体に送れば間に合いますが、余裕をもって申込した方が良いでしょう。
モノによっては申し込みをしても駆け込み需要が多く、すぐには発送されてこないことがありますのでご注意ください。
ふるさと納税はお得な制度ですが、年収や家族構成によって利用できる上限が決まっています。
詳細は各自治体に問い合わせる必要がありますが、各ふるさと納税サイトで上限限度額をシミュレーションすることができますので、そちらを利用すると良いでしょう。ふるさと納税サイトでは自分の情報を登録すると何度も納税者情報を入力する手間が省けますし、寄付を申し込んだ履歴とその年にいくら申し込んだかも計算されるので非常に便利です。
大体の目安が知りたい方は総務省のHPを見に行くか、こちらの記事で控除上限金額の目安を紹介していますので、参考にしてみてください。
ふるさと納税は寄付の申し込みをしただけでは終わりません。年度末に確定申告をして税金の控除申請をすることになります。
ワンストップ特例制度を適用すると、2019年1月10日までに寄付を申し込んだ自治体に必要事項を記入した申請書を送付すればOK!手続きが簡単なので、条件を満たすのであればそちらを利用した方が良いでしょう。
ワンストップ特例制度の適用条件
実質2,000円の負担で美味しいお米が食べられるふるさと納税。
各自治体では自信の特産品を数多く取り揃えています。
これを機に国の制度を賢く使ってお得に美味しいお米を食べてみてはいかがでしょうか。
なお、ふるさと納税制度の詳しい内容が知りたい方は、こちらの記事で徹底解説していますので、合わせてご覧ください。
ひとり哲学「ひとり時間と仲良くなるのが人生を楽しむ秘訣だ」
ひとりタイプ:貴族
生年月日:1979年1月22日A型
趣味:カメラ、旅行、ダイビング、資産運用、カフェ巡り
仕事は、IT企業の経営企画部でM&Aや会社の分析。
数字に基づいた情報分析は大好物です!
サラリーマンをしながら資産運用を行っており、
運用歴は12年(投資信託、FX、株など)
運用実績は秘密!(いつか公開するかも)
収入源を複数持ち、自分の仕事を趣味として楽しむ『趣味リーマン』を目指してます。