カニと聞かれたら思い浮かぶのは
他にも思い浮かんだのではないでしょうか?
カニの王様といえば
『タラバガニ』
カニの女王様といえば
『ズワイガニ』
と言われます。
カニの産地といえば
しか私は思い浮かびませんでした。
今回は、高級『タラバガニ』の産地ベーリング海のカニ漁についてご紹介します。
是非、カニを食べる時の小ネタにしてみて下さい。
このページの目次
地図を見ていただくとわかる通り、ベーリング海はアメリカ(アラスカ州)とロシア(シベリア)の間にある海です。
はな
今回ベーリング海について初めてシベリアに面していることを知りました。
ベーリング海はアメリカだけでなくロシアも漁業権があり、ベーリング海でカニを獲っています。
日本ではロシア産のカニに馴染みはあっても、ロシア産のベーリング海のカニは馴染みがないですね。
漁獲量にも差があると思いますが、日本ではベーリング海=アラスカ産のイメージが強いです。
アラスカの環境保全・品質確保のPRなど数多くの努力や活動もあり、アラスカシーフードは安心安全で美味しいという印象がありますね。
シベリア,アラスカ,アリューシャン列島に囲まれる海域
面積は227万kmで日本海の2.2倍あります。
ベニザケ、カニ、底魚などの水産資源に富みベーリング海は、米国の年間水産物漁獲量の半分を供給しています。
ベーリング海にはオットセイ、セイウチなどの海獣や海鳥も多く生息しています。。
はな
観光に行っても面白そうですね。
ほぼ中央部を日付変更線が通っています。
北東部の3分の1は水深200メートル以浅の大陸棚が占め、残りの海域は水深3000~4000メートルの海盆になっている。
【漁業期間】
アラスカでは漁の時期は決まっており
タラバガニ:10~12月
ズワイガニ:1~3月
気温は常に氷点下以下、風速20m、体感温度マイナス30℃。
風速20mというと人が立っていられないくらいの強風です。
普通の日でも10メートル近い高さの波に揺られます。
時には12mの高波が船にぶつかり、船体に穴をあけることも。
この環境下で漁をするのは命がけです。
海に投げ出されてしまうこともあります。
そのため、ベーリング海のカニ漁は世界一危険な漁とも言われています。
もちろん、船外に投げ出されては命はありません。
船上にいても常に危険と隣り合わせです。
何や強風により甲板においてある漁具が凶器になることもあります。
漁中は安全なところがないようです。
はな
なんて恐ろしい・・・。
ベーリング海のカニ漁は1シーズンの漁獲は日本円にして90億円以上。
それだけ魅力がある漁なのです。
漁が終わり、カニの選別作業中に船に高波が打ち寄せ、甲板を直撃。
せっかく捕まえたカニが波で流され、海に返り、漁は水の泡。
はな
命がけの作業をしたのに目の前から獲物がいなくなってしまうとは
鉄製のかごの中に餌を仕掛け、鉄かご海底に沈め、24時間後に回収する方法をとっています。
日本でもカニかご網漁業がおこなわれていますが、かごの大きさが違います。
ベーリング海の漁で使うかごは大人が余裕で入れる大きさです。
大きいサイズがズワイガニやタラバガニがたくさん獲れますね。
ディスカバリーチャンネルでも人気の番組【ベーリング海の一攫千金】でベーリング海の恐ろしさ御覧下さい。
ベーリング海カニ漁で日本円にして最低1000万円以上・多い人は1500万円以上の給料がもらるようです。
日本にいて年収でさえも平均が3~400万円と言われています。
はな
1000万円以上が短期間に手に入ることなんてなかなかありません。
給料は漁から帰ってきた後にもらえます。
日本人がベーリング海のカニ漁に参加できるかは不明です。
海底の大陸棚にそって発生する海流によって水面へ押し上げられ、太陽光が加わり、大量のプランクトが発生します。
そのプランクトンのおかげで豊かな生態系が生まれます。
プランクトン、小魚、エビなどの栄養のつまった豊富な餌をたくさん食べて、様々な魚類・甲殻類は栄養を蓄え育ちます。
また、カニは冷たい海水で育つと身が引き締まり美味しいカニへと育ちます。
ベーリング海はカニにとって良い環境が整っているようですね。
命がけのカニ漁。
一攫千金のチャンス。
大自然が作り出した条件の良い環境で育ったカニは美味しいそうですね。
是非、カニを食べる時の小ネタにして、みんなに楽しんでもらいましょう!
ひとり哲学「結婚しても孤独は終わらない。」
ひとりタイプ:ストイック
1986年7月19日生まれ(35歳)
趣味:和装・社交ダンス・その他
付き合い始め~結婚した後もひとり時間と二人の時間のバランスが大切です。
新米主婦
30代前半に結婚。
旦那と2人暮らし。
家事は出来る人がやる。
洋服や洗濯・衣替えが好き。
食べることが大好き
時には贅沢もして舌を肥やさないと
高い物は美味しいのは当たり前。
安くて美味いに出会いたい。