カニは生／活が美味いは間違い？冷凍との違いメリット・デメリット

今回、知り合いの伝手で

元カニ卸業者の藤井さんに

『生カニ（活カニ）』『冷凍カニ』の違いについて質問してみました。

 

活カニと冷凍カニとは

この活(いけ)カニと冷凍カニの大きな違いは

• 漁の後に、冷凍されるか
• 生きたまま消費者のもとに届くか

 

活カニ

漁で獲った後も生けすや水槽などに入れて、生きたまま保存されてカニのことを指します。

冷凍カニ

漁で獲った後、ボイル・冷凍されたカニを指します。

更に冷凍カニは、生とボイルされているカニに分かれます。

• 冷凍ボイル：水揚げ後、茹でられ冷凍される
• 冷凍生：水揚げされた後、冷凍される

 

 

【活】に騙されないで

 

水揚げされたカニを生きた状態で梱包され、注文した方のもとに届きます。

しかし、水揚げされてすぐに発送されるとは限りません。

というニーズの方もいらっしゃると思います。

カニ販売業者はお客さんを待たせないよう、人口生けすや水槽に水揚げしたカニを入れ、注文を待ちます。

その期間、カニに十分な餌が与えられず、出庫前日まで生けすに中にいれておくことが多いようです。

 

十分な餌がない状態が続けば、身が細くなってしまい、味も薄くなってしまいます。

中には脱皮して間もない身の詰まりが良くない若蟹や時期外れのカニが紛れ込んでいます。

 

梱包した時は生きていても配送中に死んでしまうことがあります。

死んでしまっては、鮮度がどんどん落ちていきます。

活カニの通販をしているサイトには死んでも鮮度には問題ないと書いてありました。

 

 

 

冷凍の良い点

漁で獲ったカニを選別して、身の詰まった状態のカニをボイル、急速冷凍する為、家でも身の詰まったカニを通販で購入し食べることが出来ます。

活カニに比べ、冷凍カニは日持ちします。

 

冷凍と聞いてしまうと『日が経ったもの』『新鮮じゃない』とマイナスイメージがもってしまいます。

急速冷凍することで鮮度と美味しさが落ちにくく、冷凍できます。

 

 

まとめ

身の詰まった活カニが入手でき、そのままのおいしさが食べれるのであれば活カニの方が食べた方が良いでしょう。

しかし、通販やスーパーマーケットに並んでいるカニがどんな状況なのか素人の目ではわかりません。

身の詰まり具合の目利きは素人では難しいでしょう。