はい、投資が趣味のTJです。
皆さんは「FX」と聞くと、どんな印象をお持ちでしょうか?
ええ、そうですよね。
では私はFXについてどう思っているかというと、「FX=人生を舞台にしたリアルRPG※」だと思っています。
※RPG(ロールプレイングゲーム):ゲームの一種。ポケモン、ドラクエなどが該当する。
なぜTJはこんな風に思っているのでしょうか?答えは後ほど書きます。
さて、最近は複数の収入源を持つことやリスク分散の目的でFXを検討する人が増えています。
が、googleでFXを検索すると「FX 失敗」というワードが多く見られます。
そうなのです。FX口座開設を検討している方は特に気になるところかと思います。
しかし、ここでいう失敗の多くは一発で大きく儲けようとしたことが原因です。
つまり時間をかけて作戦を立てないで、直感に頼り大きな額を取引した結果なのです。
さらにいうと、どのFX業者で口座開設をするかが自分の作戦と違っていると利益が出にくくなってしまいます。
FXで失敗しないためには、最初の口座選びがキモ!
そこで今回はFX口座開設を検討している方向けに、
を「比較検討の上での重要なポイント」もふまえて紹介したいと思います。
ここまで読んで、FXの口座開設をするだけなのに、そんな面倒なことが必要ならやめようと思うかもしれません。
が、正直申しますと、投資をしない人の日本での将来は「貰った給料を貯めるだけでは生活するのが精一杯」で生活を楽しむ余裕などありません。
「現状維持でひらすら耐え忍ぶ将来」と「自分の力で幸せに暮らせるようになれるかもしれない将来」どちらの道を選びますか?
このページの目次
日本人が大好きな預貯金はリスクが低く、安全とされています。それは本当でしょうか?
日本人が預貯金を好むのは下の図を見ても明らかです。
出典:日銀HPより
また確かに、日本経済が崩壊するようなことがなければ額面が減ることはありません。
日本の銀行の普通預金の利率は年0.001%程度あるので、お金を銀行に預けていれば非常にスピードは遅いですが、徐々にお金が増えていきます。
しかし、実際には世界の経済成長に付随して「インフレーション(以下インフレ)」という現象が起こっています。
このインフレという現象は物価が上がり、お金の価値が相対的に安くなることです。
普段は意識しませんが、確実に我々の生活に影響を及ぼしています。
「最近お菓子の量が減った、、」「小麦粉の値段が上がった、、」という体験をしていませんか?
実はこれがインフレの正体です。
他にも、サラリーマン平均月給は2018年のは35万円なのに対し、1965年は3万7300円です。
つまり、53年でお金の価値が勝手に約1/9になってしまったのです。
引用:年次統計
もし仮に今後同じようにインフレが進むとすると、同じ1万円でもできることが少なくなってしまいます。
銀行にお金を預けているだけで何もしないと、普通預金で増えていくお金よりもインフレによる影響が大きくなってしまい、必死に貯めたお金で買えるものが少なくなってしまいます。
そこで、インフレ率に負けないように自身の資産を増やそうと投資活動が行われてます。
投資にも株や不動産がありますが、FXのメリットとしては以下のことが挙げられます。
※レバレッジ:自己資金の数倍の取引を行うこと。後ほど説明します。
FXとは外国為替証拠金取引とも呼ばれ、簡単に言うと日本円から海外の通貨へ両替することです。
もっとも多くの取引が行われているのは、アメリカドルです。もちろん、他の国の通貨も選ぶことができます。
多いところでは100カ国以上通貨を取り扱っているFX業者もあります。
口座開設にあたり、必要なものは以下の通りです。
これらの書類は郵送やアップロードなどの方法で提出します。
準備するもの(必要書類)
※本記事で紹介している会社は全て口座開設料は無料です。
※20才未満の方や金融資産額がFX会社の基準に満たない方は口座開設できない場合があります。
FXを始めるための口座開設は、とても整備されており簡単です。
銀行に口座開設するのとほぼ同じなので、「これで終わり?」と思ってしまうかもしれません。
まず、以下の画像の情報に正直に回答します。
引用:DMMFX
後は必要書類をアップロードすれば、ひと段落です。
書類が郵送されてくるので、捺印、返送すれば完了です。
思った以上に簡単ではないでしょうか?
お勤めの会社に在籍確認の電話があり、FXをしていることがバレないかと不安になる方もいらっしゃいます。
が、申し込み内容に大きな不備(携帯電話番号が間違っており連絡がつかない等)がない限り、ないと思っておいて大丈夫です。
筆者にも携帯にすら電話がかかってきたことがありません。
もし仮にFXをしていることがバレたとしても、FXはあくまで投資です。
勤務中に頻繁に取引をすることがなければ、ほとんどの場合副業禁止規定に抵触しません。
そもそも、もらった給料を計画的に使って貯めた大切な自分のお金なので、使い方にどうこう言われること自体が筆者はどうかと思いますが…
FXの利益は雑所得に分類され、他の雑所得と合計して年20万円以上の利益が出ている場合、確定申告をしていないと高い罰金が発生するので注意が必要です。
また、正しい確定申告をしないと雑所得を得ていることがバレてしまうので、周りに秘密にしておきたい人は気をつけましょう。
投資資金はどれくらい準備するのが良いかとよく聞かれますが、結論から申しますと人によります。
と言いますのも、各個人によって目指すべきゴールや達成までの期間が違うので、ゴールにたどり着くまでの方法も当然違うからです。
なんて書いてしまうと、「急にそんなこと言われてもどうすればよいかわからない!」と言われてしまいそうなので、筆者の意見としては10万円以上が目安です。(FX会社に口座を開設した後、初回の最低入金額が多いところで10万円なので)
更に、FX業者によって最小取引単位(金額)が異なっているため、口座開設しようとしている業者がどれくらいの単位で取引できるのかチェックしましょう。
近年は多くの業者で1000通貨が最小取引単位のところが多いですが、中には最低10000通貨〜というところもありますので事前に確認してください。
今回紹介するサービスの中で最小なのはSBIFXトレード(1通貨〜)です。
では次に自分の性格や資産運用の目的に合った作戦を知りましょう。
どの作戦かによって、どこのFX業者で口座開設すべきか変わるので、真剣に取り組んでください。
FXで利益を上げるには主に2つの方法があります。
①トレード
②スワップ金利 or 外貨積立
何が違うかは、この後解説しますが、それぞれ長所短所があります。
どちらが良いかはこれから立てる作戦により分かれます。
FXにおいてどのようなスタイルで取引すると良いかは、大まかに投資できる金額によって決まります。
◯100万円以上取引ができる方
どちらの手法もオススメです。あとは性格やリスク許容度がどれくらいあるかによって、どちらが向いているかがわかります。
・FXのために時間を取れる、多少リスクを取っても資産を増やしたい
→トレードがオススメ
・FXに使える時間が少ない、投資しているものの値段を気にしたくない、リスクを抑えて資産をじっくり増やしたい
→スワップ金利/外貨積立がオススメ
◯投資できる金額が10万円程度の方
トレードはオススメできません。
スワップ金利/外貨積立でリスクを抑えながらじっくり資産を増やしましょう。
少額しか投資できないのであれば、トレードで資産を増やすのは不利です。
その理由は、取引額に対してリターンの絶対値が小さいからです。
実際には上の図の利益から税金や各種手数料がかかるので、Aさんの手元に残るのは労力に見合わない僅かなお金になってしまいます。
少額しか持っていなくても「レバレッジ」と言う仕組みを使えば大きな金額を扱えますが、初心者にはオススメしません。
少しづつでもいいので、毎月の収入の一部を外貨に置き換えていき、資金を貯めましょう。
レバレッジ(テコの原理)とは、FX会社に預けた資産を担保とし、保有資産より大きな金額の取引を行うことです。
証券会社により何倍までの取引ができるか違いますが、日本では最大25倍までに制限※されています。
※経験や知識のない人がギャンブルのようにFX取引を行わないようにする目的
例えば、100万円に25倍のレバレッジをかけると、2500万円分もの取引が可能です。
2500万円分もの取引をすると、ちょっとした値動きで大きな利益にも損失にもなります。
100万円の手持ちで100万円の利益を得ることも可能です。ただし、その逆も然りです。
FXに慣れてから、仕組みをよく理解した上でレバレッジを使いましょう。
トレードは、売買時の値段差から利益を得ることです。
具体的には以下の方法があります。
①買った時の値段よりも高い値段で通貨を売る
②売った時の値段よりも安い値段で通貨を買い直す
先に売ってる後で買い直す意味は?と思うかもしれませんが、景気後退の場面でも資産を増やすことが可能ということです。
トレードは、資金が多いとリスクが分散でき、安定的に運用できることがメリットです。
また、大きめの資金を比較的短い時間で決済するので、うまくいけばすぐに結果が出ます。
トレード運用での戦略は結構複雑で、最低限以下のことを考える必要があります。
この部分は、各自がどう思うかやリスクをどの程度取れるかで大きく違ってくるので正解はありません。
(だからこそ面白いのですが…)
皆さんの参考になるかわかりませんが、TJが実際に使っているルールの一部を抜粋(細かい部分はキリがないので)して紹介します。
これは正解ではないので、こんな感じでルールを作ればいいんだという感覚を持っていただければと思います。
スワップ金利とは、簡単に言うと外貨を持っている時にもらえる金利の事です。
通貨の金利は「政策金利※」と連動しており、外貨での預金は日本の預金と違い比較的高い金利が付いています。
例えば、2019年4月時点でアメリカドルを持っていると年利が2.4%も付きます。
※政策金利:中央銀行が民間の銀行に融資する際の金利のこと。景気が良いと高くなる。
出典:政策金利一覧
スワップ金利/外貨積立はトレードと違い、一回取引を行えば基本しばらく放置で良いことが大きなメリットです。
ただ、スワップ金利は為替の変動に比べ小さいことが多いため、損をしないためにも外貨の取得コストをできるだけ下げることが重要です。
そのために、定期的に一定額を積み立てることにより取得コストを下げる方法(ドルコスト平均法と呼びます)が有効です。
◯スワップ金利での運用詳細はこちら
ドルコスト平均法:一定額を定期的に投資し続けると、価格の上下に左右されにくくなるという考え方。
例)投資資金12万で外貨を一括で購入した場合と毎月1万円を1年積み立てた場合の比較
※実際の2018年1月〜12月の各月始値を基準に計算
上の結果から、外貨を定期的に積み立てることにより、一括で投資した時よりも相場の変動を受けにくく、大きなリターンを生んでいることがわかります(スワップ金利は除く)。
スワップ金利/外貨積立運用での戦略としては、「どの通貨を」「どれくらいの頻度で」「どれだけの金額」買うか決めれば良いです。
とはいえ、基本的に放置なのでプールの流れに乗っているような感覚に近いかと思います。
実際にスワップ金利で運用している方の実績をいくつか紹介します。
\FXスワップ運用の実績/
— エフ助@1000万円運用実績公開! (@invest_efsuke)August 17, 2019
先週の #スワップポイントの利益は以下の通りでした^^
+13,656円
<内訳>
#トルコリラ+6,420円
#メキシコペソ+2,666円
#南アランド+1,771円
#米ドル+2,548円
#豪ドル+160円https://t.co/AuJhbdsx8Apic.twitter.com/t3sYBw09o6
新規投稿
— ねく33歳で4,522万円運用中 (@nekutaru)August 19, 2019
【週次の資産運用報告と見通し 156週目(2019年8月17日版)】
☑今週の資産状況
・スワップは +21,980円/週
・評価損益 -187万円
・総資産 4,522万円
スワップポイントだけで
・月10.2万円
・年120万円
の収入です
スワップ投資で不労所得を作りませんか?https://t.co/NczB6lgq30
自分に合った作戦は投資できる資産の大きさによって決まります。
FXは、トレードorスワップ金利を選択(人生というゲームを攻略するための作戦を立てる)して、作戦に合ったFX業者を選びます(武器を装備する)。
強敵に遭遇し、戦いに勝つことができればお金が手に入り、経験値も増える!
負ければ心身ともにダメージを受け、お金が減る…
なんだか、魔王を倒しに行くゲームをしているみたいではないですか?
そう、これこそTJが「FX=人生を舞台にしたリアルRPG」と思っていた理由なのです!
さて、作戦を決めたところで、早速口座開設!
…と言いたいところですが、2019年3月時点でFX業者は50社以上(含証券会社・銀行)あり、どの会社を選んだら良いかの判断が難しいのが正直なところです。
そこで、自分の作戦に合うかどうかよりも前に、以下のポイントで業者を「ふるい」にかけましょう。
すると、一気にどの業者にすれば良いかがわかりやすくなります。
FX(投資全般)を行う上で、効率よく資産を増やしていくには運用コストが低い方が当然いいです。
FXのコストは主に口座維持料、売買手数料、入出金手数料があります。
しかし、最近はFX業者の競争激化により、上記の3つの手数料を設定しているところはほとんどありません。
もちろん、本記事で紹介しているFX業者は上記手数料は全て無料※です。
※クイック入金でない場合は入金手数料がかかります。
「じゃあ、FX業者はどうやって利益を得ているんだ?」
と疑問に思った方は鋭いです!
実は売買手数料は無料なのですが、FX取引画面をよくみると、買値と売値に差額があることがわかります。
これがスプレッドと呼ばれるコストです。
下の画像から、この取引におけるスプレッドは0.3銭であることがわかります。
スプレッドとは売買するときのコストなのですが、売買手数料とは別です。
(投資家にとっては売買手数料とほぼ同じですが、、)
今回紹介しているFX業者は、取引量が多く、一番人気がある円ーアメリカドルのペア(USD/JPY)において0.3銭以下に限定しています。
具体的には、1ドル110円で10000通貨(110万円=110円×10000)の取引を行ったとすると、30円(=3000銭=0.3銭×10000通貨)のコストがかかります。
株取引で対面コースの場合、100万円の取引をすると1万円以上の手数料!(大手ネット証券でさえも1000円!)がかかってしまうので、初めてFXをした時は手数料の少なさに驚きました。
ちなみに、0.3銭というスプレッドはFX業者が利益を出せるギリギリのラインです。
FX業者の信頼性を測る基準として、口座開設数、取引高、証拠金残高があります。
これらの数字が大きいほど信頼性が高くなります。
口座開設数や取引高は、どれだけ多くの人が口座を持っており、どれだけ取引をしているかを表しています。
また、証拠金残高は小難しい言葉を使っていますが、簡単にいうと投資家がFX業者に預けているお金の多さです。
これらの基準は、多く投資家がそのFX業者で取引をしたいと思わないと増えないため、わかりやすいです。
この項目は個人によっても使いやすい、使いにくいが分かれます。
筆者はスマホで注文を入れることが多いので、アプリの操作性を重視しています。
世の中の流れとしても、専業FXトレーダー以外のほとんどの人はスマホでの取引を主流にしているそうです。
このような状況を鑑みて、アプリ開発に多くの開発費をつぎ込んでいる会社もあります。
本記事で紹介しているFX業者は全てスマホ用アプリがあり、口座を持っていなくてもチャート(値段の推移)、テクニカル指標(為替動向の予測指標)やアプリ内でニュースが見られるので、どんなものなのかお試しできます。
口座開設の前に一度操作感を確認することをオススメします。
上記のサービス比較検討の上での重要なポイントをふまえて、筆者のおすすめサービスを紹介します。
※1 外貨出金時は1回1,500円
※2 DMMFXとの合計
※3 SBIグループの合計
DMM FXは口座開設数が約70万と業界第1位であり、信頼性が高いです。
FXを行なっている人はかなりの確率で口座開設しているのではないでしょうか。
スプレッドはUSD/JPYで0.3銭で、コストは低く抑えられています。
アプリも使いやすく、LINEで24時間気軽に質問できるので、初心者でも簡単に取引できます。
デメリットとしては、情報ツールが弱いように感じるので、他のサービスで情報収集が必要になってくるかと思います。
また最小取引単位が10000通貨〜なので、資金を多めに準備する必要があります。
ちなみに最速級スピード口座開設で、最短翌日から取引可能です。
FXネオの特徴と言えばなんといっても取引高が790兆円と業界ダントツで、取引高7年連続世界第1位です。
不動の地位を築いていると言っていいでしょう。
スプレッドも業界最低水準で、取引が低コストでできます。
アプリはテクニカル指標(為替動向の予測指標)が豊富で使いやすいです。
さらに、金利(スワップポイント)も高めに設定されているので、攻めと守りどちらのスタイルでも勝負しやすいのが非常にいい点と感じます。
デメリットとしては、将来の価格予測を行うアナリストが発信する情報が見られないので、別サービスの使用が不可欠です。
DMMFXと同様で最小取引単位は10000通貨なので、大きめの資金が必要です。
口座開設数35万口座であり、1位のDMMFXの半分程度ですが、運営は有名なヤフーグループで頼りになります。
個人投資家の意見を頻繁に取り入れているためなのか、アプリ開発に非常に力を入れているようにも感じます。
なお、アプリ内で関連ニュースも見れ、重宝しています。デザインも個人的に好きです。
おそらく、アプリだけを単純に比較すれば、今回紹介したFX業者の中でもっとも使いやすいと思います。
日本円だけでなく、外貨での出金も可能です(1回1500円)。最小取引単位は1000通貨からです。
基本的にあまり弱点がないのですが、強いてデメリットを挙げるとするならば、取引のシステムが若干弱いように感じます。
取引システムが弱いと、相場が激しく上下するときに自分の注文が確定しにくいです。
なので攻めのトレードでガンガン取引するには、少し不安が残るかもしれません。
外為ジャパンの運営会社はDMM.com証券です。
DMMFXと同じシステムを使っているので安心で、スプレッドやスワップ金利もほぼ同じです。
DMMFXとの大きな違いは、扱っている通貨の種類と、最小取引単位です。
通貨の種類はDMMFXの方が多いですが、外為ジャパンは1000通貨からと少額でスタートできるため資金が少なめの方にオススメです。
また、手数料無料で土日祝含めた24時間入金可能なことも嬉しいポイントの一つです。
デメリットとしては、スマホでのテクニカル指標(為替動向の予測指標)が使いにくいように感じます。
個人投資家がスマホで操作しやすいように改善してくれると、評価がもう少し上がるかと感じます。
言わずと知れたSBIグループの中でFXを請け負っている会社です。親会社は東証1部に上場しているので信頼性は十分です。
特徴としては、何と言っても少額(1単位から可能)から始められるので、気軽に始められるのも大きなメリットです。
上でも紹介した外貨積立に向いているのではないかと筆者は思います。
また、スプレッドは業界で最も小さく低コストです。JPY/USDの取引ではスプレッドが0.27銭と他のサービスから頭一つ抜けています。
デメリットは他社に比べて若干アプリが使いにくように感じます。
機能はたくさんあるのですが、他社のアプリと感覚が違うので使いこなしが難しいかもしれません。
サポート対応時間が短い点もデメリットとして挙げれらます。他社は平日24時間サポートしてもらえますが、SBIFXは平日9時〜17時までなので、いざという時にサポートをしてもらえない可能性もあります。
SBI FXとは違うの?と思ったかもしれませんが、違います。
SBI FXはSBIグループの中でもFXを専門に取り扱う業者で、FX取引のみ行えます。
一方で、SBI FX αはネット証券王者であるSBI証券が扱っているFXサービスです。
なので、SBI FXに口座を持っていてもSBI証券での取引は行えず、口座間振替もできません。
SBI FXはFX専業なので当然ですが、手数料を見てもSBI FX αの方がスプレッドが大きく、不利です。
ではなぜSBI FX αを紹介したかというと、外貨で株取引(主にアメリカ)を考えている場合このSBI FX αは非常によいサービスなのです。
通常、米国株式を買おうとした場合、大まかに次の2つの買い方があります。
①日本円で米国株を購入(証券口座内部で日本円をアメリカドルに変えます)
②日本円をアメリカドルに替えた後、ドルで米国株を買う(SBI FX α)
※SBI証券の口座開設をした後にSBI FX αの利用申し込みが別途必要です。
①の買い方の場合、投資家の操作は少なくなるので、手間が少ないのがメリットです。
しかし、楽をするということは、その分高い手数料が待っています。
どれくらい高いかというと、大手ネット証券の場合で為替手数料が片道25銭!もかかってしまうのです。
更に株を買う時は売買手数料もかかってくるので、こんな高い手数料を払っていたら利益が簡単に吹っ飛んでしまいます。
そこでSBI FX αの出番です。
SBI FX αでは為替手数料が、わずか0.5銭です。
為替コストが1/50ですから、このインパクトはかなり大きいです!
さらにさらに、SBI証券でNISA口座(一定額の利益が非課税になる制度)を開いていれば、低コストで簡単に分散投資ができる米国ETF(株価に連動する投資信託みたいなものです)の購入手数料も無料になります。
ただし、売却時には手数料がかかるのと、配当や利益に対して日本での課税額は制度内であればゼロになりますが、アメリカでの税金(約10%)がかかるのでご注意ください。
今回はFX口座開設を検討している方向けに、比較検討の上での重要ポイントを踏まえながら、作戦別にオススメの業者を紹介しました。
できるだけわかりやすくまとめたつもりですが、どこに開設するか1つに決められない!
という方もいらっしゃるかと思います。
そういう方は、1人1口座までと決まっているわけではないので、複数口座開設しても問題ありません。
コストの部分にも書きましたが、口座開設料や口座維持管理料は無料です。
筆者もメインは1口座ですが、情報収集は別の口座で…と使い分けをしています。
一般的にも1人で2〜5口座を持っている人が一番多いそうです。
また、各社キャッシュバック等のキャンペーンを実施することがありますので、気になるFX会社があればHPをチェックすることをオススメします。
ちょっとしたお小遣いを稼ぐことができます。
自分にぴったりのFX業者で口座を開いて、自分なりの取引方法を確立して、ボスを倒しに行きましょう!
ひとり哲学「人に合わせるほどムダな時間の使い方はない」
ひとりタイプ:ストイック
生年月日:1989年11月21日O型
趣味:投資、カメラ、旅行、乗馬
生粋の投資マニアで、収入のほとんどを投資している。
貯金0から5年で純資産◯千万円(ヒミツ)を達成し、ほぼ全てを投資中。
FP、格安SIMアドバイザーの仕事もしている。