人日の節句とは…?! 一度は聞いたことのある『あれ』を食べる日!

記事更新日: 2020/10/03

ライター: かねもり

かねもりです。

人日(人日の節句・七草の節句)は五節句の1つです。

かねもり

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五節句のなかで最もシンプル

といっても過言ではない!

人日の節句とは

  • 1月7日の節句で「じんじつ」と読む
  • 七草粥をたべて、1年の豊作と無病息災を願う
  • 積雪の中、若菜や小松を摘む風習がベースにありお粥以外の楽しみ方に繋げやすい

ちなみに、検索窓に「じんじつ」と入力すると、 「尽日」という漢字でたくさん検索されているようでした。

尽日は「一日中」もしくは「大晦日」という意味の全く別の単語です。

五節句とは?

五節句とは

かねもり

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五節句とは節句の中の代表的な5つです

節句とは季節の節目のこと。

五節句とは簡単にいうと、季節の節目の邪気ばらいの行事です。

人日は五節句の一つで、日付は1月7日です。

5つの節句については、下の記事で超重要な要点を紹介しています。

人日には何をする?

かねもり

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七草粥を食べて、1年の豊作と無病息災を願います

それだけかい!という声が聞こえてきそうですが、それだけです(笑)

とてもシンプルな行事です。

七草粥の七草とは

  • せり
  • なずな
  • ごぎょう
  • はこべら
  • ほとけのざ
  • すずな
  • すずしろ

節句の頃になるとスーパーで七草がセットになって売っていますが

元々は旧暦の文化。新暦とは1ヶ月ほどズレがあることも。

七草だけでなく、

7種類の野菜

7種類の具材

を使ったお粥やスープを楽しむことも、一つの応用です。

日付はなぜ1月1日じゃない?

五節句は「9月9日」のように、月と日で1ケタの奇数が重なる日の節句です。

本来は「1月1日」すなわち元日が当てはまりますが、 江戸時代に制定されたのは7日でした。

かねもり

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なぜなのかという説明はいろいろあります

  • 五節句は「邪気をはらう」もの。元日よりも「七草粥で邪気を払う風習」がある7日のほうがピッタリだった
  • 1月1日は年神様中心の日なので、遠慮して1日を避けた
かねもり

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さらに民俗学者の柳田国男は…

正月の七日に至っては、日の数を月と揃える法則にも合わず、年越の一つに算(かぞ)えられてはいるけれども、七草の粥と九州の鬼火以外には、そう大きな行事はない。察するにこれは元日と十五日とには、一般に家々各自らの式が多いので、それに自由を与えようとした一種の譲歩であって、まあこの程度には討究した政策の現われなのである。

『引用:「柳田国男『年中行事覚書』」』

と、政策的な譲歩ではないかと説明しています。

人日という名前の由来は?

かねもり

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これは古代中国の風習に基づく

という説明が一般的ですね

古代中国では、1月1日から6日までは家畜を占い、7日に人を占ったという。

そこから人を占う日ということで7日が「人日」と呼ばれた。

中国の「人日」行事では、七種菜羹ななしゅさいのかん という7種類の菜っ葉が入った吸い物を作る。

お正月行事とは別の行事?

日付が1月1日ではない理由と、

人日という名前の由来を整理するとこうなります。

  • 本来は1月1日が節句だが、民衆の慣習に譲歩し日付をずらした
  • 1日以外で節句を作るために、古代中国の風習(7日という日付と人日という名前)を活用した

ですので、「お正月の年始行事とは別の行事なの?」という答えとしては、

かねもり

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結論としては、難しく考えず、

年始の行事の1つと考えていいでしょう

茶道の道具に「五節句」をモチーフにしたものがあります。

それぞれの節句にふさわしい絵柄が5面に描かれています。

プロフィール写真を変更しました。 こちらの水指は、4代香斎作の「淡々斎好...

真葛 宮川香斎 Makuzu Kosai Miyagawaさんの投稿 2014年5月27日火曜日

そして、人日の絵柄には松が。これは「小松引き」と言われる文化です。

小松引きとは

  • 年明け最初の子の日に外にでて、積雪の中から松や若菜を摘む日本の古い風習
  • 京都や大阪では「根引きの松」として今もお正月飾りに使われる
  • 日本の「人日」の節句の七草粥は、この年始の行事と中国の七種菜羹ななしゅさいのかん があわさったものといわれる
かねもり

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まだ寒い中でも、若菜や松に春の到来を感じ、

野遊びしていたのですね!

人日の暮らしの中での楽しみかた

  • 7種類の具材を使ったお粥・スープを作る
  • 小さい松や若菜をモチーフにした飾りをしてみる
  • 外やベランダに出て春の気配を感じる

『引用:「人日の節句と小松引き」』

年末年始の行事や料理とは?

かねもり

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かねもりは、行事の中で年末年始が一押し‼︎

「ドタバタ感」「非日常感」「改まった感」

がたまりません!

年末年始の行事

  • 事始め
  • 料理の買い出し
  • もちつき
  • 冬至

年末年始の料理

  • かがみもち
  • おせち料理
  • 甘酒
  • おとそ
  • 七草粥

まとめ

人日の節句とは

  • 1月7日の節句で「じんじつ」と読む
  • 七草粥をたべて、1年の豊作と無病息災を願う
  • 積雪から若菜や小松を摘む風習がベースにある。お粥以外の楽しみ方に繋げやすい

人日の暮らしの中での楽しみかた

  • 7種類の具材を使ったお粥・スープを作る
  • 小さい松や若菜をモチーフにした飾りをしてみる
  • 外やベランダに出て春の気配を感じる
かねもり

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今年の人日は平安時代の宮中に思いを馳せつつ、

ベランダで抹茶をたてようかな〜と思っています!

アイキャッチ写真出典:ColBase (https://colbase.nich.go.jp/collection_items/tnm/I-1077?locale=ja)

この記事を書いたライター

かねもり

自分の生活を変えてくれる便利なサービスが好き。

いつかは日本全国津々浦々、ワーケーションして暮らしたい!

名前の由来は『平兼盛』。

茶道歴10年以上。

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