シェアハウスとは?今さら聞けない特徴や実態、メリット・デメリット

記事更新日: 2020/11/18

ライター: きゃんゆー

きゃんゆー

皆さんこんにちは、きゃんゆーです。

ここのところ一般的に定着してきた「シェアハウス」

「住まいをシェアする」

という考え方も一般的になってきましたね。

でも、実のところ

「シェアハウス」についてどこまで知っていますか?

「シェアハウス」と「ルームシェア」の違いがわからない。

とかありませんか?

そこで、今回は、「今更聞けないシェアハウスのアレコレ」について紹介していきます。

▼この記事でわかること

・シェアハウスの定義は?

・シェアハウスって実際はどんなところに住むの?

・シェアハウスっていくらくらいかかるの?

・シェアハウスのデメリット、メリットは?

・シェアハウスはどうやって探したら良いの?

・シェアハウスが向いている人は?

シェアハウスとは

シェアハウスとはある物件(住居)を複数人でシェア(共有)することです。

建物内にリビングやダイニング、キッチンなどの共有スペースがあり、住んでいる人がそこで交流できる住居のことをシェアハウスと呼んでいます。

シェアハウスは、リビングや台所、浴室などを共有し、各住人の個室をプライベート空間とする共同生活のスタイルである。もともと、ファミリータイプの2LDK - 4LDKや一戸建てを節約目的で複数人で賃借する発想から生まれた。4人ぐらいで暮らせば、一人当たりの生活費・家事労働が半分ぐらいになると言われている。昔の下宿屋は、食事サービスの付いたシェアハウスとも呼べる。

最近では、共通の趣味を持った入居者を事業者が募ったり、事業者が多様なサービスを提供するシェアハウスが誕生し、人気を呼んでいる。これらのシェアハウスは、従来の節約を目的としたのものと区別して「コンセプトシェアハウス」と呼ばれている。

コンセプトシェアハウスには、同じ職業や同じ資格の取得を目指す人がスキルを高め合えるタイプであったり、シングルマザー同士で助け合ったり、同じ趣味を持つ人同士で住むといった様々なタイプがある。

引用元:Wikipedia

ちなみに、シェアハウスと似たようなもので「ルームシェア」「ゲストハウス」「ソーシャルアパートメント」があります。

 

何がどう違うの?

違いは以下の通りです。

  • ルームシェア・・・1つの部屋を複数人でシェアする。すべてが共同。契約は各個人が貸主と結ぶ場合が多い。
  • ゲストハウス・・・トイレ、シャワー、キッチンが共同。短期貸しの宿泊施設
  • シェアハウス・・・個室などのプライベート空間あり。長期間住む賃貸住宅。契約には運営事業者が介在することが多い。
  • ソーシャルアパートメント・・・個室ありのアパート形式。一部キッチンやトイレなどが共同の場合がある。

となります。

きゃんゆー

ただ、この区分けも法律などで定義されているわけではなく、境界線はあいまいになっています。

要は何となくそんな定義になっている、ということ。

 

シェアハウスの歴史

シェアハウスは1990年代に日本にやってくる外国人滞在者向けに作られたものが始まりです。

当時は外国の人が日本で住む場合、敷金礼金・連帯保証人などの壁にぶつかり、困っていました。

そうした状況から不動産会社が作ったのが「外人ハウス」です。

当時は住んでいるのが外国人ばかりだったのでそう呼ばれたそうです。

そこから海外でシェア生活を満喫した日本人がシェア生活をするために「外人ハウス」に住むようになり、「ゲストハウス」と呼ばれるようになりました。

しかし、ゲストハウスも不動産会社がきちんと管理できていないことから、室内が汚いなどのマイナスイメージが持たれるようになりました。

しかし、シェア生活を送りたい若い人も多く、需要が増えていることから、物件を管理する管理会社が多く立ち上がり、「シェアハウス」が誕生しました。

今では、シェアハウスはさらに進化を遂げ、「旅好き」「婚活用」「エンジニア・クリエイター」などコンセプト付きのシェアハウスも誕生しています。

 

シェアハウスが広がっている背景

このようにシェアハウス自体は昔からあるものですが、ここ数年で大きな広がりを見せています。

一般社団法人日本シェアハウス連盟が発表した「シェアハウス市場調査2020年度版」によると、シェアハウスは全国に5104棟で2019年の4,867棟から237棟増加

2015年から比べると約1.6倍となっています。

 

だいぶ増えたね。

 

シェアハウスが一般的になったわけ

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シェアハウスがここまで日本で有名になったのは

音楽グループ「SEKAI NO OWARI」のメンバー4人が共同で住んでいること

テレビ番組「テラスハウス」が10代から20代を中心にヒットしたこと

など有名人やメディアの影響による認知度とイメージの向上が理由と考えられます。

また、大量消費の所有することがステータスだったモノの時代から

体験にお金を使うことを好むミレニアル世代が中心となってきたことから以下のような傾向もみられるようになっています。

●モノを所有せず、家賃が安いなどのコストメリットを合理的に考える

●人とのつながりに対する意識が強い

きゃんゆー

新しい生活スタイルが定着しつつあるようですね。

 

みんなが住む理由は?

 

どんな理由でシェアハウスに住んでいるんだろう?

そう思って、実際にシェアハウスに住む20代から40代の男女126人にアンケートを取ってみました。

出てきたのは「コスパが良い」「交流が魅力」「語学のため」などが多く、「人がいるので安心」という答えもありました。

きゃんゆー

他人がいることによる安心感というのは言われて納得しました。やはり女性はそういったことを思うことが多いようです。

 

また、以前住んでいたけどやめてしまった人20代から40代の男女78人からもアンケートを取りました。

出てきたのは「彼氏・彼女ができた」「他人に気を使わない生活がしたくなった」「住民とのトラブル」でした。

聞いていた感じでは、「彼氏・彼女ができた」というのは、ある程度仲が深まって結婚も意識し始めたという状況のようです。

「他人に気を使わない生活がしたくなった」は、「トイレやシャワーが汚い」とか「笑い声やしゃべり声がうるさい」などの細かいところでストレスを感じていたということです。

「住民とのトラブル」は主に「ルール違反からのケンカ」や「相性が合わない人とのいざこざ」など人間関係のトラブルです。

きゃんゆー

サムログ編集部のライターが調査したシェアハウストラブル10選があるので、気になる人はチェックしてみてください。

 

住むのはどんなところ?

シェアハウスの実態は?

 

ちょっと気になってきたんだけど、どんなところに住むことになるんだろう?

狭くないのかな?汚くないのかな?

イメージしやすいように実際の物件を見てみましょう。

こちらは吉祥寺エリアにある実際の物件「プレミア吉祥寺」です。

共有のラウンジも素敵で部屋にはミニキッチンもついてさらにはシアタールームまであります。

きゃんゆー

普通の賃貸だとシアタールームなんてないですよね。

そうした1人では買えない設備などがあることも一つの魅力ですね。

 

シェアハウスの部屋のタイプは?

シェアハウスの部屋は様々。

ここでもシェアハウス大手のオークハウスの例がわかりやすいので、使わせてもらいます。

個室(冷蔵庫、エアコン、ベッド完備)のシングルルーム

 

2名1室利用のシェアルーム

 

4~8人でシェアするドミトリー

 

寝台列車の個室のようなコンパートメント

 

仕切りありのセミプライベート

 

個室(キッチン・トイレ・シャワールーム完備)のアパートメント

 

きゃんゆー

シェアハウスは希望に合わせて色々なタイプが用意されているので、自分に合ったタイプが見つかるかもしれませんね。

 

シェアハウスってどんなところにあるの?

 

住むには良さそうだけど、場所はどんなところにあるの?

これだけの物件、実は不便な場所にあるんじゃないの?

シェアハウスは様々な場所に物件が存在します。

先ほどの物件は住みたい街ランキングの上位の常連である吉祥寺エリアでした。

他にも住みたい街ランキング上位のところに多数ありました。

  • 横浜エリア 保土ヶ谷駅徒歩10分
  • 恵比寿エリア 恵比寿駅徒歩8分
  • 新宿エリア 西新宿五丁目徒歩4分

きゃんゆー

探してみると結構立地の良いところにあることが多いです。

運営会社もたくさんあるので、探すと掘り出し物の物件がたくさんありますよ。

 

シェアハウスの人間関係は?

 

人間関係って気になるよね?

どんな人たちが住んでいるのかな?

きゃんゆー

これについては、物件によりけりという印象です。

人間関係については当たり外れもあることから、ある程度生活水準や価値観が合う人たちで集まるコンセプト型のシェアハウスも人気です。

なお、シェアハウス大手のオークハウスの住人の割合はこんな感じです。

  • 年代は、20代後半〜30代前半が過半数
  • 日本人と外国人の比率は、6:4
  • 男女割合は物件による。女性専用もあり。

きゃんゆー

これも単なる目安で物件によって全然違うので、気になる場合は各物件で確認した方が良いですよ。

 

いくらくらいかかるの?

 

色々聞いているとすごく良いけど本当に安いの?

そこで同じ都内の吉祥寺で賃料を比較してみました。

まるっきり同じ場所同じものはないので似たようなところをピックアップしています。

きゃんゆー

賃料だけで比較すると意外に安くはないです。

むしろ高いところもモノによってあります。

シェアハウスは家賃が安いというよりも初期費用(保証料、敷金、礼金、仲介手数料)が安い(0円)という基本理解をしておいた方が良いです。

なお、自分では買えない設備(シアタールーム、キッチン)があるなどの付加価値もあります。

 

同じような立地で設備が良いのはわかったけど、何でそれで安いの?

それはズバリ!

人数による賃料収入の差が関係しています?

一人ではなく複数人からお金が取れる収益面とお金がかかる設備は共有にすることでコストをセーブできる支出面の両面があります。

なお、これについては先日実際にシェアハウスを経営している人にインタビューしてきました。

その人は大手の業者ではありませんが、経営者ならではの面白い話が聞けましたよ。

きゃんゆー

その記事は別途アップしますので、お楽しみに!

 

シェアハウスの管理会社ってどんなところがあるの?

 

業者ってたくさんあるの?

2018年3月の東京商工リサーチの調査によると、シェアハウスの国内の主な業者は752社とかなりの数が存在します。

そんな中でもしっかりとした運営をしている人気の管理会社は次の5つです。

  • オークハウス
  • Rバンク
  • クロスハウス
  • ソーシャルアパートメント
  • SHARE PARK

きゃんゆー

この中ではオークハウスが一番有名で物件数も多いです。

 

シェアハウスのデメリットとメリット

きゃんゆー

ここではシェアハウスのデメリットとメリットを紹介します。

シェアハウスのデメリット

1.共有部(特に水回り)が汚い場合がある

2.プライバシーが守られにくい

3.騒音や人の気配などのストレスを感じやすい

4.共有設備を使うのに気を使う

 

1.共有部(特に水回り)が汚い場合がある

キッチン、シャワー、トイレなど水回りは基本的にはみんなと共同で使うことが多いです。

きれいに使おうと思っても、人によって使い方はバラバラ。

中には洗わない、洗っても雑に扱う、など汚い場合も結構あります。

きゃんゆー

きれい好きで繊細な人には向かないかもしれません。

 

2.プライバシーが守られにくい

個室があるシェアハウスではある程度プライベートは守られていますが、それでもちょっと部屋を出たり、外から帰ってきた時にラウンジに人がいたり、人とすれ違うので完全に一人になる時間はそこまでない場合があります。

きゃんゆー

一人になりたくてもなれない場合もあるのである程度我慢は必要です。

 

3.騒音や人の気配などのストレスを感じやすい

個室があるとはいえ、人の気配や生活音はやはり聞こえてきます。

逆に自分も気を付けないといけないと思うと、ストレスを感じることがあります。

きゃんゆー

ちょっとした音や人の気配に敏感な人は向いていないかもしれません。

 

4.共有設備を使うのに気を使う

キッチンやシャワー、トイレ等みんなで使う共有設備はきれいに使おうとしてどうしても気を使います。

きゃんゆー

そういったことをあまり気にしない人の方が向いていると思います。

 

きゃんゆー

続いてシェアハウスのメリットです。

 

シェアハウスのメリット

1.寂しくない

2.住んでいる人からのものの貸し借りがある。家具家電を買う必要がない

3.外国人と交流できる。語学が学べる。

4.モノを持つ必要がなく、部屋が広く使える

5.フリーランスでも審査が通りやすい。通常の賃貸だと通らないこともある。

6.共用スペースは業者の清掃が入るので掃除の手間が省ける 

 

1.寂しくない

シェアハウスのメリットは何といっても人がいること。

良くも悪くも人には関わることになるので、寂しさは感じません。

ちょっと寂しいときにラウンジに行けば誰かがいる、そんな安心感は大きなメリットです。

 

きゃんゆー

人恋しいとき、病気になった時などは他人の存在はすごくありがたいです。

 

2.住んでいる人からのものの貸し借りがある。家具家電を買う必要がない

シェアハウスは基本的に家具家電は付いているため、買う必要がありません。

また、シェアハウスはすでに住人がいることが多く、先に住んでいる人は色々なものを買っていたりするので、聞いてみると貸してくれることも多いです。

きゃんゆー

中には意外なものを持っていたりするので、ダメ元で聞いてみると普通に出てきてびっくりすることも。

 

3.外国人と交流できる。語学が学べる。

元々の成り立ちとして外国人向けであったことや文化的にシェアすることを当然としていることもあり、やはり外国人の人も多く住んでいます。

そのため、異文化交流をしたり、語学を教えてもらうことも可能です。

きゃんゆー

そのことを目的にして入居する人もいます。

 

4.モノを持つ必要がなく、部屋が広く使える

基本的なものはシェアハウスについているので、特にものを買わなくても生活が成り立ってしまいます。

特に共有部分については他の人がすでに買い揃えていたり、貸してくれたりするのでものを持つ必要性はあまり感じません。

そのため、普通であれば狭くなりそうな個室も意外に広々と使えます。

きゃんゆー

モノからコトを重視する世代にはぴったりのスタイルですね。

 

5.フリーランスでも審査が通りやすい。通常の賃貸だと通らないこともある。

一般の賃貸で困るのは審査があること。

人によっては審査に通らないこともあります。

シェアハウスについては事情も考慮してくれるので審査が通りやすいです。

きゃんゆー

一般の賃貸だと、フリーランスで審査が通らないという人もやはりいるので、シェアハウスは重宝されます。

 

6.共有スペースは業者の清掃が入るので掃除の手間が省ける

シェアハウスは基本的に共有スペースは業者が定期的に清掃に入ります。

そのため、掃除も自分の個室だけで済むことがほとんどです。

掃除に使う労力や時間が短縮できるのは良いですね。

きゃんゆー

掃除嫌いや面倒くさがりにはピッタリ。ただ、共有部に私物を置いていると持っていかれたりしてなくなることもあるので注意が必要です。

 

きゃんゆー

更に詳しくデメリット・メリットを知りたい人はこちらの記事もチェックしてみてください。

 

どうやって探すの?

 

住みたい場合はどうやって探せばいいの?

運営会社のサイトやシェアハウス検索サイトで探すのが一般的です。

運営会社のサイト

オークハウス

シェアハウス大手「オークハウス」の手がけるシェアハウスのサイトです。

物件は「地図」「路線」「住所」「通勤通学時間」「物件名」から検索が可能です。

シェアハウス以外にも。コミュニティを重視した「ソーシャルレジデンス」、プライベートを重視した「アパートメント」など様々な形態の物件が探せます。

 

クロスハウス

空き部屋をリノベーションすることで家賃を他社より安く抑えているので、家賃重視の人であればこちらをおすすめします。

家賃が安くてもチープな感じはせず、おしゃれな物件が多いです。

ただし、年齢制限(18歳~39歳)があるため、ちょっと若い人向きのシェアハウスです。

 

SharePark

「短期入居可能」「ペット可」「女性専用」「個室に水回りがつき」などなど色々なこだわり条件で検索が可能です。

使い勝手の良いサイトの作りをしていて、シェアハウス全般の情報も充実しているので、読んでいて飽きないです。

 

シェアハウス検索サイト

ひつじ不動産

シェアハウス専門の総合メディアです。

スタッフによる探検レポートなどおもしろい読み物も多く、見ておくと生活のイメージがしやすくなると思います。

 

きゃんゆー

人によって異なりますが、通常のGoogle検索で「地名+シェアハウス」で探した人も。

個人経営のシェハウスなどはそういう探し方になりますね。

 

さいごに

さいごにまとめます。

きゃんゆー

シェアハウスが向いている人はこんな人です。

シェアハウスが向いている人

1.細かいことはあまり気にしない

2.人と話すことが好きだ

3.聞くだけではなく自分の意見も言える

4.他人の常識や価値観をちゃんと理解できる

5.モノをあまり持たない

 

シェアハウス気になりましたか?

きゃんゆー

初期費用が安いのは良いですが、やはりそれなりのデメリットもあるので、そこのところ考えたうえで検討してみてくださいね。

この記事を書いたライター

きゃんゆー

仕事は、IT企業の経営企画部でM&Aや会社の分析。

数字に基づいた情報分析は大好物です!

サラリーマンをしながら投資を行っており、

投資歴は10年(投資信託、FX、株など)

収入源を複数持ち、自分の仕事を趣味として楽しむ『趣味リーマン』を目指してます。

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