【関門はたった3つ】意外と簡単な格安SIMの乗り換え手順と失敗例

TJがコンサルして格安SIMに乗り換えたお客さんの実例を紹介すると…

「これを機に節約に興味が湧いたので、もっと節約したい」という非常にありがたい感想をいただきました。

しかし、中にはこういった方もいます。

この記事では、節約がダサいものではない理由についてもお伝えします。

各ボタンから見たい項目にジャンプできるようにしてあります。

ぜひご活用ください！

格安SIMに乗り換える必要性

おそらく行き着く答えは次のどちらか（または両方）でしょう。

今使っているキャリアの月額料金が高いなと思っているのであれば、すぐに乗り換えましょう。

いつまでもお金を垂れ流していては、自分のところにお金は残りません。

節約はダサくない理由

何でも構いませんが、もししたい事があるなら、それは素晴らしい事です。

自分がいいと思った事に対してお金を払うことで、その産業の活性化を手助けすることに繋がります。

もし周りに節約したお金でこのような事をしたいと言う人がいたら、ダサいと思いますか？

次の世代の子供達が節約＝カッコイイと思って、そのお金で世界をちょっと幸せにする。

こんな人達が増えたらいいなと思っています。

乗り換えに必要なもの

支払い方法に口座振替を選択したい方もいるかと思いますが、保証金や手数料が必要なところが多いので、クレジットカードの方が便利です。

WiFi環境が周りにない方は最悪、カフェや公共のWiFi回線を使いましょう。

※セキュリティ上、不特定多数の人が接続する場所は避けたほうが無難です

乗り換えの3関門

乗り換え手順は大きく次の3ステップに分かれます。

関門①：準備

準備の具体的な中身は、下記の項目です。

• 乗り換え先の選定
• MNP予約番号の取得（電話番号を引き継ぐ場合）
• SIMロック解除（今と違う回線を使う場合）

また、オススメの乗り換え先をまとめた記事は誠意作成中なので、もう少々お待ちください。

 

関門②：格安SIMの申し込み

各社で順番が若干違うので、あくまで一例ですが、大まかなフローはこのようになっています。

本人確認書類の提出は画像のアップロードが主流です。

申し込み時の注意点としては、以下のことが挙げられます。

関門③設定

申し込みが完了して数日経つと、SIMカードや端末が手元に届きます。

端末にSIMカードを入れて、電源を付け、開通手続き（指定の番号に電話）や設定（APN設定）をすれば乗り換えが完了します。

詳細な設定方法はキャリアによって違うので、「◯◯（キャリア名）　APN設定」で検索してください。

多くのキャリアでは、写真付きで丁寧に手順が書かれています。

乗り換えの失敗例

失敗例①：使えない期間ができてしまった

MNPをすることにより、今の電話番号を乗り換え先のキャリアでも引き続き利用可能なので非常に利便性が高いです。

しかし、その一方でスマホが使えない期間ができてしまった失敗例もあります。

MNPを行った場合、乗り換え先に申し込んだ時点で今使っているSIMカードが無効になります。

そして申し込んだキャリアのSIMが届いて有効化するまで、電話やWiFiを使わないインターネットが使えないということです。

※即日MNP制度があっても数十分〜数時間程度は切り替え時間が必要

不安であれば各社のHPを見たり、サポートに電話して聞いてしまうのもアリです。

失敗例②：MNPの期間が切れてしまった

電話番号を引き継いで使う場合、MNP予約番号を取得する必要がありますが、有効期限は15日と短いです。

一方、多くのキャリアでは10日以上の有効期限が必要な場合が多いです。

そして、MNP予約番号取得後すぐに申し込みをするようにしましょう。

失敗例③：今使っているスマホが対応していなかった

今使っている端末を、乗り換え先のキャリアでも使いたいと考えているなら、「◯◯（キャリア名）　動作確認端末」と検索して必ず確認しましょう。

せっかく格安SIMに乗り換えても、対応していなかったので端末を買い直した…という方も実際にいます。

SIMフリーのスマホは楽天、Amazon、イオシスの他、AppleStoreでも購入可能です。

イオシスはあまり馴染みがないかと思いますが、少し調べれば安心安全であることがすぐにわかります。

楽天やAmazonではキャッシュレス決済により5%のキャッシュバックを受けることも可能です。

ただ、楽天やAmazonに売っているから安心…ということではありません。

きちんとした業者が販売しているか、評価や実績をチェックすることをオススメします。

失敗例④：メールが来なくなってしまった

と@docomoなどのキャリアメールを指定してしまうと、メールが届かなくなってしまいます。

解約と同時にキャリアメールは使えなくなり、大事なお知らせを受け取れなくなってしまうので注意しましょう。

失敗例⑤：違約金が発生してしまった

大手キャリアを利用している方は、2年縛りを受けている方が多いです。

契約更新月（25ヶ月目）以外で解約してしまい、違約金を払う必要が出てきてしまったという失敗例です。

例えば毎月8,000円ほど携帯代を支払っているとします。

格安SIMに乗り換えた後の携帯代が毎月3,000円になったとするならば、5ヶ月でほぼ元が取れてしまいます。

格安SIMに乗り換えた時のデメリット

通信速度

当然といえば当然ですが、速度が速いほど料金が高くなる傾向にあります。

いつでも爆速で通信をしたいのならば、それ相応の料金を払う必要があります。

※上図はイメージ図です。プランによって変わります。

混雑する時間帯はスマホを触らず、本を読んだり休憩したりする等の工夫をすれば賢い節約が可能です。

とはいえ、動画はWiFi環境下の方が快適なので、高画質動画をたくさん見るのであれば格安SIMは向かない可能性もあります。

LINEの年齢認証

格安SIMで年齢認証ができるキャリアはYモバイルとLINEモバイルのみです。

しかし、QRやふるふる、電話番号でも連絡先は交換できるので、どうにかなることがほとんどです。

どうしてもLINEの年齢認証が必要な場合は、これらのキャリアから選ぶ他ありません。

キャリアメール

格安SIMに乗り換えると、大手キャリアの電波を使っているとはいえ、大手キャリアとの契約を打ち切ることになります。

すると、これまで使えていたキャリアメール（@docomo等）が使えなくなります。

機能として欲しい場合は、独自メールアドレスを提供している以下のキャリアから選ぶ必要があります。

• UQモバイル
• Yモバイル
• OCNモバイルONE
• BIGLOBEモバイル
• 楽天モバイル
• IIJmio
• mineo

実店舗

実店舗が全くないキャリアは珍しいのですが、都市部にしかないキャリアがほとんどです。

実店舗が近くになくても、各社電話やメール、チャット機能は用意されているので、質問があればこれらの手段で聞くようにしましょう。

Q&Aコーナー

Q. ちゃんと繋がるの？

電波のエリアは大手キャリアのエリアと変わりません。

 

Q. 何で安いの？

大手キャリアの電波を借りて運営しており、設備投資が必要ないので料金が安く抑えられています。

また、大手キャリアのように店舗を多数持っていない等、コストを削減しており、企業努力によるところもあります。

 

Q. 格安SIMに2年縛りはないの?

最近はないところが増えています。

最低利用期間は長くても1年で、違約金さえ払えばいつでも解約可能です。

 

Q. 無料通話は可能？

キャリアによって用意されているプランが違うが、5分/10分かけ放題は多くのキャリアで提供されています。

もちろんLINE通話は可能です。

 

Q. LINEのデータは引き継げる？

iOS 10以上、Android 4.4以上、LINE バージョン9.2.0以上であれば、引き継げます。

ただし、異なるOS間（例：android⇆iOS）はトーク履歴が引き継げません。

古い端末のLINEアプリを立ち上げ、以下の操作を行います。

あとは新しい端末にLINEアプリをインストールし、画面の指示に従っていけば完了です。

 

Q. 電話帳の移行はできる？

異なるOS間であっても、Googleアカウントを使うことにより簡単にできます。

具体的な手順は以下の通りです。

• 元々使っていた端末で「Googleアカウントと電話帳の同期」をONに
• 新しい端末でも同じアカウントにログインして同期をONにする

 

Q. 緊急地震速報は鳴るの？

鳴ります。

 

Q. 本人確認書類は何を準備すればいいの？

以下のものが本人確認書類として利用できます。

Q. 家族割や学割はある？

キャリアによります。

 

Q. 未成年でも契約できる？

キャリアによります。

18歳以上で親権者の同意があれば申し込めるキャリアが多いです。